一番好きな小説なのに3回くらいしか読んでいなかったので、多分15年ぶりくらいに再読した。
やっぱり面白い
私は率直で勇敢で純粋な登場人物がすき。
ディビットコパフィールドも、スカーレットもメラニーも大好き

キャサリンは母娘ともに傷つくことを怖れないというよりは、正しいと思うことを曲げられない人。
器用に世の中を泳ぐことは出来ず、正直さが災いしてずるい人の餌食になったりする。
でも騙されて奪われて負けても、いつも自分の色をなくさない、いつでも自分らしい自分で生き続けたキャサリンは幸せだなぁと思う。
狡猾な人の餌食になって、すっごい損することがある。キャシー(娘)など本当にとんでもなく人生を狂わされるけど…
私は同級生ママの執拗なイジワル罠にはまるだけでいちいち凹んでしまう。でも自分に自信があればもっともっと落ち着いて事態に対応できて、たとえすごい泥を被らされても毅然としてられるんだよなぁ。
感覚を研ぎ澄まして、頭の冴えた人間でいることは美しいけど、大人になるにつれそれは鈍ってしまうことが多くて。

これからは心をいっぱい動かして、いっぱい自分を表現して、鈍ってナマった心を磨きなおしていきたいなぁ。


2011年の本屋大賞第2位だそうだ。
本屋大賞はあんまり気にしてないんだけど…
でも確かに個性的な作品だった。

「性」とか「堕落」とかハッキリした名前をつけるにはまだ「うん、まだ大丈夫かもしんないから」っていう何か半端な普通さを残しているあれこれのお話。
割とこれって現代の「平凡」なのかなとか思ったりするくらい、どの立場の人の心情もリアルに伝わってくる。


次なに書くのかなぁ、この人。楽しみ。
Tシャツも正直いつも楽しみだけど。

黒色すみれさんたちが何着てくるかも楽しみだけど。

次回、プロジェクトニクスは「浅草版くるみわり人形」
                    ※でも吉祥寺シアター
水嶋カンナさん演出
どんな舞台になるのか超期待してます。


昨日、チケット発売初日にさっそく買ったよ。楽しみです。