鞆の浦 ～坂本龍馬が滞在した街～

先週の木、金曜日にお休みを取りました　（遅めの夏休み…）

この休みを使って…

前々から行きたかった “鞆の浦（広島県福山市）”に行ってきました

鞆の浦は、瀬戸内海のほぼ中央に位置していて、このあたりで潮の流れが変わることから、古来、潮待ち・風待ちの港として栄えました

〔鞆港〕

この地には、坂本龍馬が京都・近江屋で暗殺される約７ヶ月前に滞在していました

『いろは丸事件』

慶応３年（１８６７年）４月１９日、坂本龍馬ら海援隊は長崎から大阪へ荷物を運ぶため、大洲藩から借用した「いろは丸」で、長崎を出港しました。

４月２３日深夜、現在の岡山県六島付近で紀州藩の「明光丸」と衝突。大きく損傷した「いろは丸」の乗組員は「明光丸」に乗り移り、曳航し、鞆港を目指しましたが途中で沈没。

４日間の交渉中、海援隊は廻船問屋「桝屋清右衛門宅」へ、紀州藩は「圓福寺」に宿泊し、「魚屋萬蔵宅」と「對潮楼」で談判が行われました。

（廻船問屋「桝屋清右衛門宅」のリーフレットから引用）

〔いろは丸展示館〕

坂本龍馬が、廻船問屋「桝屋清右衛門宅」に泊まっていたのは、慶応３年（１８６７年）４月２３日から４日間。

約７ヶ月後の１１月１５日に京都・近江屋で暗殺されました。

〔桝屋清右衛門宅〕

鞆の浦は、「崖の上のポニョ」の舞台のモデルになったと言われていますし、最近では、ＴＢＳの日曜劇場「流星ワゴン」のロケ地としても有名です

〔鞆港〕

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