久しぶりです。
ちびマッチョです。
ダイエット?うん、今日は食べ物の話。笑
3ヶ月ぶりくらいに四ツ谷の北島亭に行ってきましたー!!
フランス料理はチビチビ出てきてお腹いっぱいにならない?そういう考えの人は、是非一度、北島亭へ行ってください。
とんでもないクオリティーの料理(塩を食材の味が死なない限界まで使って、ガツンとくる、骨太のトラディショナルなフランス料理)を腹がはちきれるくらい食べられます。つーか、もうその日は動けなくなります。
前回は北島シェフの代名詞、絶妙な火入れのステーキを堪能しましたが、今回は鶏肉を食べたい!ということで、
「大山地鶏のドゥミ・ドゥイユ」
という料理を肉のメインに。
いや、全然よくわかんない料理だったけど、本当に丁寧に料理の説明をしてくれるし、食材のこだわりを語ってくださいます。食べるだけじゃなくて、その辺トータルで超満足度の高いお店です。
(お皿に余ったソースなんか、シェフ自ら、パンにつけて食べて!って言ってれるようなお店です。お高くとまったフランス料理ではなく、あくまで食文化としてのフランス料理を楽しめます。ドレスコードなんてありません)
で、写真見てください。
丸々一羽つかって、2人前ですよ?コースの一部ですよ??やばくないですか?お腹いっぱいにならないわけないじゃないですか!
(鍋を持ってるのが大石シェフです。)
ソースも冬らしいクリームソースで、酸味とまろやかな味が共存していて、フランス料理ってソースの料理なんだなーって再認識。
幸せでした。
盛り付けるとこんな感じ。
この料理は3月までって言っていたので、本当に食べれてよかったと思います。
今日は担当してくださったのが大石シェフでしたし、おそらく今日の料理なほとんど大石シェフが料理されたのかな?
めちゃくちゃうまかったっす!!
ドゥミ・ドゥイユのソースは本当に魔法のようでした!
ありがとうございました!
魚は、最初のどぐろが食べれるかなーなんて期待してたけど、のどぐろは春になってからだって。
ちょっと残念。
でも皮パリパリのマナガツオ食べて感動的だったこともあり、ポアレがあればなーなんて思ってたけど、こっちも今日はナシ。
くぅー、残念!
ホタテは以前食べたことあったしってことで、
金目鯛の赤ワイン煮込み風(鴨肝を使ったソース)
をチョイス。
正直、
度肝を抜かれるほど美味かった…
前述の通り、北島シェフの代名詞は牛ステーキの絶妙な火入れと言われていますが、北島亭の魚料理は次元が違います。
僕のバカな舌では細かいことはわかりませんが、口に入れた瞬間に脳内麻薬が分泌されまくりました。
ポアレの気分だったので、煮込み風ってことであんまり期待していませんでしたが、煮込みの概念を根底から覆されました。
煮込んでいるのに身は煮崩れせずしっかりしていて、
フワッフワで旨味が閉じ込められている
しかも最近までジビエを提供していたため、そのときに使った鴨肝臓を使ってソースを作るらしいんです。
だからこのソースはこの時期限定のソース!!
赤ワインと鴨肝がさらに金目鯛の旨味を引き立ててる。
ヤバい。もっと北島亭のいろんな魚料理が食べたい。
冷たい前菜は「ウニのコンソメゼリー寄せ」(もう1人は「鮭のマリネ」皮パリパリで旨っ!)、
温かい前菜は初めてしっかり食べた「フォアグラのポアレ」
前菜の前にはアミューズが2品(ツブ貝とピザのようなもの)でました。
もう食えないよってなったあとにはシェフが『甘いものは別腹でしょ?』(ニヤニヤ)と言ってふざけんなってくらいデザートが出てきます。
持ち帰りもさせてくれます。
まじでフザケンナ。最高だよ。
(みかんもくれた。笑)
この写真は山シギらしいんだけど、
クチバシは盗まれたんだって。象牙だったから。笑
みんなドロボウしないでね。
大石シェフ、最高の料理とおもてなし、ありがとうございました。
近いうちに、また行きます。
12月よりも早く。笑