中国人民銀行(中央銀行)は市中銀行に求める預金準備率の引き下げを決めた。
中銀が18日ウェブサイトに掲載した声明によると、準備率は2月24日から50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げられる。
預金準備率の引き下げは過去3カ月で2度目。欧州の債務危機と、国内不動産市場の冷え込みで経済成長が脅かされるなかでの引き下げとなった。今回の引き下げが適用される前の同金利は21%。
中国商務省は先週、貿易の先行きは「厳しい」との見方を示した。国際通貨基金(IMF)は今月、欧州の債務危機が悪化した場合、中国の成長率がほぼ半分に押し下げられる可能性があると指摘した。
(ブルムーバーグ引用文)
昨年12月以来の引き下げ。
今回の措置で、中国の大手金融機関の預金準備率は21・0%から20・5%へ下がり、金融機関の貸し出し可能な資金量は4千億元(約5兆円)増えると見込まれている。
市場では人民銀行がすでに本格的な金融緩和となる利下げも視野に入れたとの観測もあるようです。
日銀が今月、追加緩和を決めたことも作用したとみられるとのこと。
08年の金融危機を正確に予測したことで知られるヌリエル・ルービニ氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、
「中国の経済成長は今年、かなり減速する」と述べ、「住宅部門は収縮傾向となり、輸出の伸びも鈍化する。
政府当局が金融・財政面で何らかの刺激策を打ち出さなければ、成長率は8%を相当下回るリスクがある」との見方を示しています。
世界2位の経済大国である中国が今年「経済の活性化」に向け、1-6月(上期)に追加の預金準備率引き下げを行い、08年以来となる利下げを行うと予想。
中国は今年、中央政府のトップ交代を控えており、成長率が8%を下回れば「政治的雑音」が生じることになると同氏は指摘しています。
中国もいよいよバブル崩壊が見えてきたようですね。
商品の下げは当分ないかな・・・。