今朝、ドル円は一時79.89円と8月4日以来の高値を付けましたね。
先週、日銀の追加金融緩和をきっかけに円の先安観が強まる中で、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが進みました。
日銀による10兆円の買い取り策拡大を発表すると共に1%の消費者物価指数の目途を提示→円安要因
政府・日銀が昨年11月1日~4日に行った覆面介入の実態が判明し、ドルを売りにくくなった→円安要因
そして、今朝の日貿易収支に注目が集まっていましたが、予想通りの大幅な赤字(1兆4750億円(事前予想1兆4563億円)の赤字となり、赤字幅は過去最大)となり、円売りの流れになったことが背景要因ですね。
また、それ以前にも、ギリシャ債務問題収束への期待から欧米株価が底堅く推移し、クロス円が買われたことも相場の押し上げ要因でした。
これらをきっかけに、円売りが加速するとドル円はショートカバーが進み、昨年11月以来の79円台回復を示現。
この円ショートの動きはクロス円にも大きく波及し、年初来安値からでは直近高値で3.61上昇したドル円に対して、豪ドル円は7.44円の上昇、ユーロ円に関しても7.64円の上昇となってますね。
ん~、2月後半からは3月期末決算に向けたリパトリの円転要因があるものの、円安基調は継続しそうな勢いですね・・・。
ただ、ドル円は上値抵抗として注目が集まる、200週線や、昨年8月4日以来の高値79.89円まで上昇したところで上げも一服。利確の動きもでてくるポイントで「ここまでの上昇ペースがドル円・クロス円ともに速かった分、警戒もあり、上昇についていく向きはいなかった」(証券筋)とあって、本邦貿易収支や仲値をこなすと79.40円台まで反落。79.50を挟む展開となってますね。
金曜日にこの辺りの動きのお話をしていた方はクロス円Sで朝から取れたようで・・・。
僕は帰国が間に合わず(^^;
ドル円に関して言えば、昨年10月31日の円売り介入時につけた高値79.55を、今回自力で上抜けした事は、すごく大きな意味を持つと思います。
まず目先は、この79.50付近をサポートに転換出来ればこのまま80.20、81.50、83.30と上値トライになりそうですね。
ただ、今日の足型といってもまだ始まったばかりですが・・・、上値抵抗所での上ひげ陰線を作ってしまうと調整もでてきそうですね。
その場合は、過去4年半上値を抑えてきた下降TLや日足200日線のリトライ局面になりそうです。
この辺りまで下げれば一旦押しも拾いたいかなw
さて、今週は今晩のユーロ圏財務相会合が焦点です。
ギリシャ債務問題収束への期待が高まっていますが・・・これまでのギリシャの混迷を見ていると楽観に傾き過ぎない方がいいでしょうね。
ギリシャ2次支援が決まりそうで、これはユーロ買戻し要因にはなると思いますが、その後はどうなるか。。
今回、ギリシャ支援が決定したとしても、欧州債務懸念が払拭されたわけではありませんし、次はポルトガル、イタリア、スペイン・・・まだまだ問題は山積み。
全部を解決できるのでしょうか?って話になりますからw
今日はNYやカナダは休場。
市場プレーヤーも閑散としている中での値の飛びには注意したいですねぇ・・・。