真由美です。
マクロードガンジから山のふもとのダラムサラに移り、まずは気候が全然違うのにびっくりしました
あんなに湿気が多くて寒かったのがウソみたいに、天気も良くて過ごしやすい。
部屋もこじんまりとしながらも快適で、インドに来てから初めて、ベッドで熟睡できそうです。
1泊1500rpくらいで朝食も付いていて、これは結構お得かもと思った。
さすが孫正義が出資するだけのことはあるな、と。
荷物だけ置いてとりあえず町をぶらぶら歩くと、チベット人街というよりほとんどインド人の町で、観光地ではないから特に美味しそうなレストランは見当たらず。
観光客向けというより、地元の人向けの生活に根ざした感じのお店ばかりだし、マクロードガンジは気候と天気と宿はアレですが、ご飯食べるところはホントいっぱいあったよなあ…。
この牛、来た時から数時間動いていない …
ホテル戻って、とりあえずシャワー入ろうかと思ったら
お湯が出ない
服を着なおして、フロントに「お湯が出ない」と言ったら責任者っぽいおっさんがやって来て、お湯のチェックして「ホットウォーター出てる、ほら」と言う。
温水プールみたいな温度のこれを、「ホットウォーター」と言い張るか
冗談は顔だけにしとけよ!インド版喪黒福造みたいな顔しやがって
と言いたいのをぐっと飲み込み「私にとってこれはホットウォーターではナイ」というと、「30分待て!30分後にグッドなホットウォーターが出るから!」と言っていそいそと部屋から出て言った。
30分で湯の温度なんて変えられるのかよ?
ルームヒーターも「冬の間だけだ」ということだったし(まあそれはわかる気温でした)、寒いからここに移ったのに まさかお湯がでないとは
デリーだと「ホットウォーター」と言い張られて結局水しか出なくてもなんとかなったが(くそ暑いから)、寒いの苦手な私にとってこの気温でこの水温はキツイなあ…
さすがインド。常になにかしら、足りないところを作って来る。
孫さんやっぱりインドに投資はむりですよーー。゚(゚´Д`゚)゚。
とか思いつつ、ただなにもせず30分待つのもあれなので洗濯をすませ、もう一度トライするものの、湯の温度なんて変わっちゃいねえ(2〜3度くらいは変わったのかもしれないが、体感として全く変わらない)。
こうなったら部屋にあったポットで湯を沸かして、それをバケツにためて使おう!と思いさっそくお湯を沸かしたら、2回目でこんどはポットの電気がつかなくなった。
諦めて温水プールで頭と体を洗い、「こんどはポットが壊れた」とフロントに電話する。
またもやせかせかと現れた喪黒福造がポットを確認し「いますぐお湯がいるならキッチンで沸かして来るが」と提案してくれるので、「新しいポットに交換してほしい」と伝えると別のポットを持って来てくれた(せかせか)。
ホットウォーターはどうだった?と自信満々に聞くので、「うーーーん…。私にとってはまったくホットウォーターではなかった、申し訳ないが」というと
「明日はもっとグッドでパーフェクトなホットウォーターにするから大丈夫だ!」と前向きに回答してくるので、できるできないに関わらず一生懸命前向きに取り組もうとする姿に非常に好感を持った。
部屋は「禁煙」と書いてあったので、外に出てアイコス吸ってると喪黒が出て来て「それはなんだ?」と聞いてくるので「エレクトロニックシガレットです」と説明する。
これ吸い終わったらニコチンパッチ貼って禁煙タイムに入るんだよね〜ヽ(;´ω`)ノ
喪黒はこのホテルでもう20年働いてるらしく、自分のホテルと仕事に誇りを持っているようだった。
Oyoの審査を通り看板を上げるのは結構大変で厳しいらしいんだけど(そして現在はこのサイトからの集客はまだそれほどないみたいなんだけど)、インド人ができるだけ綺麗な部屋と細やかなサービスを提供しようとすること自体大きなチャレンジだと思う。
ルームサービスのチャイも安いし(20rp)、すこしここでのんびり過ごせそうです