こんにちは
テンブリ日記 玉風です
さて、先日お客様のお宅で家事代行サービスをしていた時のこと。
ご主人はお出かけになるご様子。
洗面所の掃除をしていた私。
ご高齢のご主人、お出かけの際は入れ歯をはめられます。
出かける直前、
「じゃ、いってくるわな」とご主人。
奥様が
「入れ歯入れた?」
と確認。
その会話は洗面所にいる私に漏れ聞こえてきました。
咄嗟に洗面所に置いてある入れ歯をケースごと差し出しました
内心「私ったら、なんて気が利くんでしょう!」と1人慢心
でも、その慢心はすぐさま打ち破られました
入れ歯は水に浸かっています。
その入れ歯を取った際、当然指は濡れます
で、ご主人は濡れた指をピッピっと振ったのです
あらあら子供みたいな、と思いながら
「行ってらっしゃいませ」と言って、私はハッと気がつきました
あれ?
今タオルを差し出さなければいかんかったんとちゃう?
そのご主人は昔から(私の若い頃をご存知の方なんです)こう言っておられました。
「煙草を持ってきてくれ、と言われて煙草だけ持ってくるやつがあるか。灰皿とライターも一緒に持ってくるのが当たり前だろう」という事を
ほんとに相手のことを思えば何を求められてるか、どうやったらお役に立てるか、気づくはず。
そこをへへーん、どうだ!気が利くだろう⁈などと慢心して驕っていた私
穴があったら入りたい、いや穴を掘って入りたい気分
懺悔懺悔の未熟ものです
そして、小さな事でも一つ一つに気づきがあるものだなぁ、と感謝です
反省しつつ成長できる喜びを感じれる、そこがまた慢心な私
という事でまだまだ修行は続くよ、どこまでも
玉風でした。
合掌
さっ、座ろっと。