冬は朝、と清少納言が言っていました。
新年を迎えた朝の、静かな騒々しさ。
不思議です。
テレビのお正月番組は、ほんとうに賑わしいのに、どうして家のリビングには静かに響いてしまうのでしょうか。
朝が終わってしまえば、あのなんとなく寂しい気持ちは、どこかへ言ってしまうのですが。
お正月、集まった親戚のおじさんたちが、酔っ払って楽しそうにしているのを見ると、安心します。なぜだか。
枕草子の冒頭をはじめて読んだとき、冬は朝、だけ格別に感じました。
あたらしい一年も、元気で過ごせますように。
今年もいろんなことがありましたなぁ、と年末、漫才師が笑って言えますように。
二〇一〇年も、どうぞよろしくお願い致します。