幸せとは、一般的にはその人にとって不満が無く、望ましい状態のことを言います。

 

空想のお花畑のような世界ではなく、南の島で優雅に過ごしていることでもありません。

 

人間が幸せを感じるときは、生きることが安全なとき、

 

喜びは、欲しいものを獲得することによって生まれる感情で、

 

幸せと喜びは混同しやすいけど、明らかに違います。

 

喜びを何度重ねても、それが幸せとはなりません。獲得の喜びには限度がありません。

 

世界中で人々が最大の幸福を感じるのは、健康と幸福(身体と精神の両方)、

 

家族(パートナー・配偶者・子供)であることが明らかになりました。

 

次いで、住環境、安心、安全、豊かな自然、有意義な仕事、より多くのお金と続きます。

 

そこで人間にとって最高の幸せは、心と体が健康であること、毎日の生活を歩む、

 

人生が楽しく過ごせることです。それで天寿を全うできれば、その人の人生は最高。

 

これこそが道家(老荘思考とは、老子・荘子が解いた思想です)

 

を基本として道にそって、明るく楽しく無為に自然の生き方を求めて

 

修行する人たちのこと)の生き方であります。

 

では人生の幸福度はなにで決まるのか。幸福度に影響を与えている要因はなんなのか。

 

所得、学歴、健康、人間関係など様々考えられます。

 

1970年前後から所得水準と幸福度が必ずしも相関しないことが指摘されています。

 

しかし幸福度研究が注目されていますが、

 

なにが程度影響しているのかは明確ではありません。

 

そこで幸福度を感じるのはあくまで自分で健康である、精神的にも充実しているし、

 

収入もそこそこで暮らしに不住ではないし、幸福は満ち足りていること。

 

幸福ということの原義は、運がよくて恵まれた状態であることが言えます。