他人の人格や行為を高いものと認め、頭を下げるような、
また、ついて行きたいような気持になること、うやまうこと。
相手の人格や行為などを価値あるものと、すべきものと認めて、
礼や尽くすことが尊敬の意味です。尊敬は日本語(尊敬語)と同様に、
自分の生い立ちや位置はそのままで、相手を自分よりも、
上の立場に持ち上げるという特徴があります。
あなたは尊敬するに値する人だ、彼は私が最も尊敬する人だ、
私が私の会社で一番尊敬する人は社長です。
わたしは直属の上司です。尊敬できる人は、
たとえ自信があっても他人を無下に扱うことはありません。
自分と他人の意見が違っても当たり前だと思っているので、
もし意見が違う場合でもしっかり聞いてくれることがほとんどです。
その意見に対して否定することはありません。
相手の意見を尊重しているので、自分の好き嫌いで人をあれこれ言うことはない。
では子供向けではどうでしょうか、
子供自身がそのような意見や感情を持っていることを認める行為です。
子供の意見を軽くあしらったり、否定せずに、
大切なものとして受け止める姿勢を示すことでしょう。
その上で、こちらも違う考えを持っていること。違う考えを持つ人もいること。
子供はいつから敬語を習いますが、小学校では学校生活を通じて丁寧な話し方を学び、
5.6年生になると国語で敬語を学習します。
敬語は何のために使うのか、相手に対する尊敬の気持ちを表現するためですが、
敬語を使うことでお互いの関係を良好にすることで、
話し手の品位を保つ効果もあるからです。