巣ごもりビジネスの加熱


ネット専業の証券会社のインヴァスト証券は13日、同社が先月実施した


「節電の夏とお金に関する意識調査」


の結果を公表した。



 それによると、節電への取り組みについては「できる範囲で」との回答が全体の81%

「かなり力を入れる」(7.8%)も含めると、約9割が節電対策を実施する考えを示していることが分かった。



内容については


「電気をこまめに消す」(86.4%)

「扇風機を使う・買う」(62.2%)

「エアコンの設定温度を上げる」(56.7%)



などが多かった(複数回答)。



 一方、夏の過ごし方(複数回答)に対しては、

「お金をあまり使わない」が78%で、

「思う通りに使う」(22%)

を大きく上回った。

具体的には

「自宅」が最多で63.6%。

次いで「仕事」が28.8%だった。

半面で、「国内旅行」(28.4%)「海外旅行」(6.6%)「ボランティア」(3.2%)など、外出を伴うものは低かった。


長引く不景気に加え、節電意識の高まりで“巣ごもり”傾向が強まっていることがうかがえる


 震災後に使うお金については、金額が減少したのは

「交際・娯楽費」(34.6%)がトップ。

以下「飲食費」(30.6)、

「投資・資産運用」(23.2%)などが続いた。

 これに対し、金額が増えたのは

「通信費」(15.2%

「健康・医療費」(14.4%

「家電・生活用品」(12.8%)で、実用性の高いものが上位を占めた。

今後、金額が増えそうなものとしては

「貯蓄」(21.4%)が最も多く、

2位「趣味・教養」に8.4ポイント差をつけた。


震災と節電を機に、生活防衛意識が高まっているといえそうだ。 

 調査は先月22~24日、全国の20~60代の男女計500人を対象に実施した。




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