*母の記録*

 

2017年10月

息子は週に何日か塾に通いだしました。

日芸1校だけに絞っての受験でしたが、ずいぶん忘れてしまっていて

特に古文、漢文は大変そうでした。

受験をすると思っていなかったので、ずいぶん前に予約しておいた

旅行をキャンセルしようかとも思いましたがせっかくなので

行ってきました。星のや富士へ

『命と食を学ぶ狩猟体験ツアー』というもので

地元の猟師さんと富士北麓の森に入り罠を使った狩猟を見学するというものに主人が行きたいと息子を誘い、2人申しこみました。

体力のない息子が森を歩けるだろうかと心配でしたが、ツアーのスタッフさんのおかげもあり、

とても良い経験になリました。

あいにく罠にはかからなかったようですが。

ピザ作り体験をしたり、一番の目的のグランピングは雨でできませんでしたが、

素敵な宿でいい思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

*僕の記憶*

 

 

というわけで、リベンジです。

前に星のやに行った時は散々な目にあったので

 

 

この「星のや」めちゃめちゃ高価な宿らしく、僕と母は別にもっと庶民的なところでいいんじゃないか、みたいな論調をいつも展開してるのだけど、

父親がどうしても行きたいというので……

(まあ父親が稼いだお金なのでね……自分に使う分にはね……というマインド)

 

 

もちろん楽しかったです。

 

 

ただ僕がすげーなと思ったのは、星のやの豪華さより、この、恐ろしい山道の悪路をトレッキングポールを使って歩くことができた、という事実かな……

 

山中に赴き、罠を仕掛けて待ったんだけど、鹿はこず。

結局小屋に冷凍でスタックしてあった鹿の肉を捌くことになった。

それでもとんでもない迫力で、

しかもそれを自分で捌くわけで……

 

かつて「生物禁止」と言われていたことが、嘘のようだと思った。

 

 

少しずつ

取り戻していく。