*母の記録*
2016年 12月
自宅での水分点滴を週1回(1ℓ)まで減らして脱水にもならず過ごせていました。
便チャレンジを一日2回目標に続け、ストーマを無事に閉じることができるよう願い自宅療養を続けました。
高校の友人とたまに食事に行ったりもしました。
クリスマス
BBCのSFドラマ『DOCTOR WHO』が好きな息子のために企画した
クリスマスパーティー
息子に内緒でドクターフーのキャラクターのお面をつけて驚かせました。
これがとても盛り上がり大笑い、楽しいクリスマスになりました。
*僕の記憶*
高校の友人、彼、佐藤くんは、
入院中も何度もお見舞いに来てくれていて、今年もこうやって会おうと誘ってくれた。
高校時代、僕は、友達ってまだよくわかってなくて、いやもちろん友達はいたんだけど、あんまり他人を信じることができなかったんだと思う。
だから、なんだかこそばゆくなる。
ちゃんと僕のことを思ってくれてる人が、家族以外にいるってことを、確認するために。
気にかけてくれて、本当にありがとな。
闘病初めて、何度目のクリスマスだろうか。
正直に言って、クリスマスが巡ってくるたびに、なんていうか、いつも完全に楽しめない自分がいて、
あーでも、クリスマスって一年に一回しかないから、5年後とか10年後のために取っといて欲しいな、って
元気になったらまとめて行われてほしいな、とかって、考えてた。
今までもドクターフー関連のプレゼントをいろいろもらってきたけど、このお面はなかなか強烈だったね!
多分ね、これを読んでいる人は……このお面のキャラを全く知らないと思うんだけど、
一応説明していい?
いい?ほんと?やったー
なんかこのロボットみたいなやついるじゃん。こいつはサイバーマンって言って、なんか人間を改造して作られた新たな種族みたいな存在。アップグレードする、とかよく言って、人間をアップグレードしようとしてくるクソ迷惑なエイリアン。
そしてこの、なんか、白い鬼みたいなやつ。
こいつは嘆きの天使っていって、
普段は石像に化けているんだけど、人間が見ていない時だけ動くという特性を持っている。こいつに触られると、過去に飛ばされてしまう。超強い。
んでこのガスマスクみたいなやつは、「ぼくのママなの〜?」って言いながら襲ってくるゾンビ。みたいな存在。正確には全然違う。
まぁ、でもなんだかんだ言って、楽しいクリスマスだった。ありがとね。
ちなみにクリスマスの短編も書いたよ!