*母の記録*

 

 

2016年9月26日

現在は腕の抹消静脈から栄養をいれているのですが、十分ではないためポートは設けず首か胸からチューブを入れることを検討していると言われ、息子はかなりショックをうけていました。

埋め込みのポートを外し口からご飯が食べられているはずでしたが、食べられない頃にもどってしまったからです。

内視鏡検査の結果やはり肛門から先へ通らなかったことが判明し明日の手術が決まりました。

術前の説明で、6月には小腸に狭窄はなく3か月で細くなるのは予想外、腸炎が悪化しているのかもしれない。

小腸の30㎝とともに亜全摘(大腸全摘の一歩手前)をした方がいいのではという意見もでたそうですが、少しでも大腸を残したいため、今までのストーマともう1つ

大腸の入り口(粘液ろう)を作り、自分の便を流し肛門から出てくるかチェックしてはどうかと➡便チャレンジと呼んでいました。

チームの先生たちが息子の将来のことを考えてくれたこの便チャレンジ

聞いた時はもちろんショックもありましたが、今度こそという思いが私も息子もあり

良くなることだけを考えて3回目の手術をすることになりました。

 

        

 

     ※先生が説明のため書いてくれた絵※

 

 

*僕の記憶*

 

 

たった10日で、もう一度手術をすることになった。

心は冷え切っている。

 

 

1つだけ言えることがあるとするなら、

こんな状況でも、僕はよりよく生きるために、

あがいていたっていうこと。

 

見てこれ。

ベッドの柵にいろいろ貼り付けたり隔離つけたりしている。

みて、健気でしょ。