*母の記録*
2016年8月23日
朝3時発熱 38.3度
左肩が異常に痛むといいすぐに救急へかかりました。
採血ではCPPは0.73と低く血圧も落ち着いていて本人も元気、ただ以前耐性緑膿菌もでているのでそれに対応する抗生剤の内服薬がないためとりあえずICUへ入院となり抗生剤が始まりました。
ただ3日後には自宅で友人とBBQをする約束をしていたので、息子は明後日には
絶対退院したいと言って先生を困らせました。
主治医は次の採血で数値が上がっていなければ退院してもよいが、3日後の退院では本来は早すぎるため、どうしてもと病院の意に反して退院するなら書類にサインしてと言われました。
2016年8月25日
💉朝の採血
WBC 6,300 CRP1.91
CRPは少し上がりましたが、WBCの数値から今回はウイルス性のものだったのだろう、もし血培で結果が悪ければ必ず電話をくださるということで、
11時書類に署名をして退院しました。
今回は「急性気管支炎」と書かれていました。
退院したその日の午後から予定通り友人とBBQをしました。
1階の祖母宅の庭で楽しそうでしたが、やはり疲れもあり途中ベッドで横になる時間もありました。
*僕の記憶*
前回までのあらすじ
長い闘病の果てに、ついに消化器の手術の大詰めを迎えた僕。しかし、あろうことか僕は、状態が悪化することを恐れ、手術を拒んでしまった。果たして僕は、食れの未練を断ち切り、手術に踏み出すことができるのか……!?
前回に引き続き、今回もグルメリポートになってしまう。だが、前回と違うのは、今回の思い出は本当に素晴らしい思い出だったこと。
病院で闘病中、かねてより僕は豚の丸焼きが食べたいと思っていた。どっか農場から子豚を丸ごと1匹買って、ハーブやら何やらでこねくり回して、モンハンの肉焼セットみたいなやつでぐりぐり回しながら、じっくり4時間くらい焼く、みたいな。まぁでもさすがにそれはできなかったので、次点で考えていたバーベキューがしたいなと思った。
そこで僕は家でバーベキューができないかと考えた。
今思えばだいぶクレイジーな話ではある。
家(名古屋市内)の庭でこの煙は、だいぶヤバい
それで僕は、出張でバーベキューをさせてくれるサービスみたいなものに頼んで、(2世帯住宅の)おばあちゃんの住んでる1階部分の庭に、諸々を運び込んでもらうと言う暴挙に出た。
うーんクレイジー。
そのバーベキューに僕は、高校時代の文芸部の友達を誘った。みんなと野外で食事ができる。それだけでも嬉しいのに、目の前で炎が燃えあがっていて、そこで肉を焼いている。壮観だった。
空が少しずつ青らんできて、炎の光が相対的にますに連れて、おばあちゃんのなんだかよくわからねぇ植木鉢がたくさんあってあまり近づきたくなかった庭は、南国リゾート地みたいな華やかさを帯びた。
体力的にはまだ、立ったり座ったりするのが結構きつかったりしたんだけど、
僕は希望を受け取った。
確かに。
みんな来てくれてありがとう。
いのり