*母の記録*
2016年5月16日
今日は三重大の受診日
早く着いたので、入院中何回も行った12階のレストランでラーメンを食べてからまずストマ外来へ、その後消化管外科の診察へ行きました。
A先生に敗血症で入院していたことと、退院前日の血液検査と腸の画像をみていただきました。
胃に少し溜まっているようだけど、前のような通過障害もなさそうで、ただこのまま
リザーバー(CVポート)を置いておくとリスクもあるし、小腸ストマだと脱水になるので、吸収は不十分でも食べられているので、閉じる手術をしようと言われました。
胃の通りや腸も造影剤を使って検査して手術の日程を決めることになりました。
退院の時より息子が食べられて元気になっていることをすごく喜んでくれ、
チームの他の先生も喜ぶよ~と言ってくれました。
優しい先生たちの顔が浮かびました。
2016年5月19日
名古屋第一日赤病院・血液内科の受診日
今日から主治医が入院中担当だった男のM先生に変わりました。
入院と外来と同じ医師のほうよいということなんだろうと思います。
💉採血 CRP0.38/AST55/ALT52/ALP677/㌏GTP1,259
肝臓は少し良くなってきました。
退院して約1か月吐くこともほとんどなくなり、まあまあ元気に過ごせていました
3代目主治医のS先生
2016年5月31日
午前中は皮膚科を受診し、夕方から訪問リハビリの日でした。
いつも通りリハビリの前に先生が熱を測ると、38.6度
今日は外も熱くちょっと熱中症ぽい感じだと、5分後再度測ると37.5度
夕食後寒いと言い、ガタガタ震えだす。前回の退院時、熱が出たら飲んでもよいと言われた『レボフロキサン』を飲ませ、やはり心配ですぐに救急へかかりました。
23時採血とレントゲン、造影剤のCT検査。
主治医が来て、血圧は安定しているが、腸にばい菌が入ったのだろうとまたICUへ
入院となりました。
*僕の記憶*
えっ
ちょっと待って
また……?
なんで。つい1ヶ月前だぞ。
おかしいだろ。
死にかけたって言われたのに。
ほんとにやばかったって言われたのに。
だからそれで、無事元気になれて、よかったって思った。
また?
僕は落胆することに慣れてる。
体に裏切られることに慣れている。
でも、これはさすがにないな。
ふざけんな。