いつも記事を読んでくださってありがとうございます。

お初の方もありがとうございます。

人間六度です。

 

 

人間六度というのはペンネームで、

僕は普段作家をやっております。

(普段からというか常にというか。常に……? 僕はいつ何時も作家なのだろうか……?)

 

まあそれは良いとして、

この度、ブログ開設後初(そして受賞作後初)となる長編をKADOKAWAメディアワークス文庫より発売いたしました。タイトルは、

『永遠(とわ)のあなたと、死ぬ私の10の掟』です。

えいえん、じゃなくて、とわ

(#永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟 または #トワオキ というハッシュタグを使っていただけるとありがたいです)

 

 

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

どういう話かざっくり言うと、

不死身の男と普通の女子大生が恋をする話です。

ただし、数十年単位で。

 

死なずに何百年も生き続ける、いわゆる「不死身」が登場する作品は無数にありますが、それらは長大な時間が一瞬にして経過してしまうために、人間の時間的感覚で語られることが少ないな、と思ったのが着想地点です。

主人公の滝真昼は、不死の男・霧人くんと出会い、恋をするのですが、付き合う際に彼から奇妙な10の掟を課せられて……死なない人間と、死ぬ人間、違う二人が共に『人間の時間』を生きていく、というお話。

前作の「きみは雪をみることができない」よりも長いスパンを切り取りました。

やっぱり、恋愛とSFは一筋縄じゃいきませんね。

 

 

さて。

こうして今小説が出せるのも、

長い闘病期間を乗り越えることができたから。

闘病記はいまだ回顧の途中ですが、その時間の流れはいずれ、今この瞬間へと接続します。

もし興味を持っていただけたなら、

読んでいただけると嬉しいです。

感想を頂けたら、もっと嬉しいな。

 

 

***

 

そして、もう一つ……。

こんなガッツり自著の紹介をした後に、話して良いことなのかどうかわからないんですが、

今からちょっとすごいこと言いますね……。

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

というわけで

バーチャルシンガー花譜の楽曲「過去を喰らう」

ノベライズさせていただくことになりました!!!

 

めっちゃ光栄です。

早速観測者の後輩たちから強めの恨み言をいただいてる。

っていうか普通にさこういう話をいただく前から「過去を喰らう」は鬼リピしてた曲だから普通に嬉しすぎるんだよなあ……。

ちなみになんで僕? って担当の人にきいたところ「きみは雪をみることができないを書いた上でSFも書ける人だったから」ということらしい。花譜の背景的に、確かにSF・ライトSFは親和性が高いのかもしれない。

それにしても昨日行ってきた武道館ワンマン #不可解参狂 は最高だった! 

え、なに、ライブ? 楽曲をノベライズ? そもそも花譜って? と……色々疑問もあるかと思いますが、その辺はまた別の記事でまとめます。今ここで語ると情報多すぎてパンクしちゃうから。

 

 

ちなみにこちらは書影はおろか、発売日すら決まっていないのですが、現在鋭意製作中ですので、情報をお待ちいただけると幸いです。取り急ぎ!!!

 

 

うわ〜すげ〜……だって武道館のスクリーンに人間六度って名前出たんだよちょっとだけだけど

マジで頑張ろ……

 

 

 

 

人間六度 2022/08/25