*ガチ回答*

 

 

ちゃんと書きました。

と言ってもほぼ電撃についてですが。

 

 野生時代もスニーカーも応募したことがないので、詳しくはわからないのですが、 スニーカーは確か十何年ぶりに大賞が出かたとかなんとかで盛り上がってましたよね。で、蓋を開けてみたら異世界転生もの、と。 なるほど……? どういうふうに売っていきたいんでしょうね。いまいちよくわかりません。まあでも今の時代、どのラノベの賞もとりあえず異世界で出しとけば敬遠はされません。みんなハッピー。 まあ、僕はしませんでしたけど。 

 

 

野生時代は同じ角川ですけど、ノータッチすぎますね。ただ審査員が冲方丁とか森見登美彦なので、 なので……なんだろう。わからん。とりあえずラノベじゃなくて、エンタメ系出しとけばいいんじゃないですかね。エンタメ系というのはミステリ、ロマンス、SFジュブナイル、とか。 

 

 

電撃大賞は実際に応募したので、その所感を申すことはできます。 まず電撃大賞はメディアワークス文庫と電撃文庫という二つの出口があるので、作風によってどちらかの賞に振り分けられます。MW文庫は「ロマンス、ミステリ」=いわゆるライト文芸的なもの中心で、電撃文庫は「ラブコメ、ファンタジー、ライトSFバトル」=いわゆるラノベ的なもの中心。

 

 

 電撃のメインターゲットは10〜30代(ぐらいだったと思う)の男性で、 MWは40〜60代の女性らしいです。 

だったと思う。

間違ってたら許してね。

まあ読者層はそんなに厳密に意識せず、ぼんやりとラノベ・ライト文芸の認識でいいと思います。 

電撃小説大賞で大賞に輝くためには、すげー面白くないといけません。すげー面白いし、すげーキャラが立ってて、万人にアプローチできる作品が大賞になります。

 金賞は大衆性を持ちつつ、大賞とは路線を異にしたもの。 銀賞は設定なりキャラが特に尖ったものが選ばれがち、という認識。 

僕は銀賞出の作品を好きになる傾向があります。 

対して、メディアワークスはどうかというと、 メディアワークス賞と、審査員奨励賞という二つしかなく、 貰える賞金は電撃大賞の金賞と同等です。

なので期待値としてはそれくらいなのでしょう。 

電撃小説大賞の通り方は、わかりません。 

とにかくすげー面白い話を書けばいいです。それはもう完全な実力認定なので、対策のしようがないということです。

 一方で、メディアワークスは割と必勝法があると(デビューしたので僕は)思っています。

 メディアワークスはラノベの賞ながら、エンタメ文芸の側面も持っています。そして電撃文庫に応募してくる人の多くは、キャラクターや設定重視で挑んできます。 だから単純に文章が上手ければ、メディアワークスサイドで目立ちやすいです。 

 

いや、私も文章上手くなりてーよって、思われるかもしれません。 

しかし、文章はたくさん書けば、多くの人は上手くなります。ストーリーやキャラクターの魅力を磨くより、ずっと簡単なことです。(と僕は思っている) 

 

感覚としては「小説すばる新人賞」を目指す感じで書いて、それを電撃に放り込んでおくと、ちゃっかりメディアワークス取ってる、みたいな感じ。別に僕は純文学系の賞を目指していたわけではないですが、ライト文芸路線狙いだったので、「キミスイ」みたいなリアル寄りのロマンスをイメージしてました。文体も「僕明日」とかで勉強しました。 

 

なので、ラノベよりお高い感じの賞を狙う文章で、ロマンスっぽいことを書けば、多くのライバルの中から頭ひとつ抜けることができます。

もちろん文章のうまさというのは客観的なうまさです。所感としては、自分のことを贔屓しておらず、かつ普段から本を読まない親族(父や母などが良い)に読ませて「面白い」と言わせることができれば、それはメディアワークス的にかなりいい線いってると思います。 

 

そんな感じですかね。 

 

余談ですがメディアワークスでデビューしたら電撃に企画を出すことができ、その逆も然りです。

 頑張ってください。公募されるのであれば。

 DMとかくださればフツーに相談乗りますよ。