*母の記録*

2014年8月8日

<day+58>

2回目の大腸カメラと胸部レントゲン検査

今回切った4か所の生検結果待ち。

主治医が夜また病室に来て抗ウイルス薬のホスカピルの点滴を始めたいと。

HHV6(ヒトヘルペルウイルス)が腸炎を来す報告はまだないが、その数値が少し上がってきたという内容でした。

 

2014年8月11日

<day+61>

右眼の視力が落ちた感じがするというので眼科を受診しました。

ヒアレインを1日4回とソフトサンティアを注すようにと。

夜中のトイレも1時間に1回のペースなので眠ることができません。

お腹も痛くモルヒネのベースを看護師があげてくれました。

足の浮腫みもひどく下痢が止まればよくなりますと、とにかく下痢を止めるために

やれることは全てやりますと。

夕方渡邊君が来てくれましたがびっくりしたんじゃないかな?

息子と会って。

 

 

2014年8月15日

<day+65>

先日の大腸カメラの結果を主治医が伝えに来ました。

息子の下痢は移植後の典型的なGVHDではなく、iTAMでもない。

大まかに言うとGVHD、好中球が反応を起こして腸に炎症を起こしている。

やはりステロイドが有効だろうとホスピカルはあと4日で終了。

夜血便が出ました。直ぐに看護師に伝えると朝すぐに主治医が来てくれて抗生剤ゾシンの点滴が始まりました。

ホスピカルは異常な吐き気のようで、点滴を落とす前に吐き気止めを先に入れてもらうようにしました。

息子がお腹の痛みが広い範囲で痛むようになってきたと。

 

*僕の記憶*

 

下痢がひどい。

一日五リットルの下痢が出ている。

そんなことってある?

 

なかなかに異常だ。

五リットルも水を飲んだことなんて、これまで一度もないのに。

出ていっている分は、当然補給しなきゃいけない。だからエルネオパと一緒に水分の点滴も入れている。点滴で入れて、お尻からでてく。

なんか僕水道みたいだな。

 

高校の友達の渡邉くんがきてくれた。

移植後初めての家族以外の面会だ。

でもごめん、あんまりまともに話すことができなかったかもしれない。

渡邉くんもなんて声をかけたらいいか分からなさそうだった。

 

 

ちょっとだるくってさ。