*母の記録*

 

2014年7月28日

<day+47>

CRPは下がってきたのでシプロキサンは効いているようです。

今日の採血で白血球が30,000近く さすがに高すぎる気がしました。

主治医は悪い細胞ではないので心配ないと言いますが、

本来移植後50日で行うマルクを今日やってみますと。

そして夕方主治医が結果を知らせにきました。

胃カメラの生検結果もマルクも問題なし。

便の検査でばい菌が確認されなかったので下痢止めも飲んでよいことに。

また下痢で体の中のたんぱく分(アルブミン)が漏れ出ているので足が浮腫んできました。

浮腫みでスリッパが入らずマジックテープで調節できるものを慌ててネットで購入しました。

 

 

2014年7月29日

<day+48>

今日から3日間アルブミン製剤の点滴です。

下痢は全く減らずトイレに行く回数は1日20回以上、30分毎のトイレです。

この頃から息子は紙おむつをはいていました。

18歳で紙おむつ、、、抵抗はあったでしょうが下痢がひどくトイレが間に合わないことも多く受け入れてくれました。

ただ看護師さんには、紙パンツと呼んでくださいとお願いしました。これは母の抵抗です。

咳も増えてきました。

 

考えられる4つ

①GVHD

②サイトメガロウイルス

③TMA(微小血管塞栓)

移植後患者の5~10%程度に生じるとされる比較的稀な合併症

④またはそれ以外

 

主治医はiTAMと呼んでいましたが

TMAならば免疫抑制剤を減らさなければならず原因によっては対応が真逆になると。

 

*僕の記憶*

 

健常だった頃

僕はわりと、便秘気味だった

風邪をひいてもなかなか下痢というものになったことがなくて、そもそも胃腸風邪になったことが数えるほどしかなかったのもあって、下痢というのに本当に馴染みがなかったのだけど、

ここ最近はずっと下痢続きだ。

本当にすぐにトイレに行きたくなる。

どうかしてる。

 

それから足が浮腫んで、ブヨブヨになっていて、

スリッパに入らないのは

もう、惨めを通り越して滑稽だ。

 

医師は僕の病状に頭を悩ませている。

僕だって、それが仕方ないって、頭ではわかってる。

でもまあ、そりゃ、思うよ。

どうして医療ってそんなんに、不完全なのかって。

ひどい当てつけだ。