*母の記録*

 

2013年11月22日

3回目のロイナーゼ点滴

予備校のクラスメイトのAくんとSくんが千羽鶴をもって来てくれました。 

薬の影響で病院食が食べられず食事を差入れする許可をいただきました。

朝と昼は病棟入口まで取りに来て渡していました。

 

 

2013年11月25日

4回目のロイナーゼ点滴

(食堂で手作り弁当を食べる息子)

 

2013年11月26日

今日からまたデカドロン内服1週間

オンコビンとダウノマイシン点滴のセット

 

2013年11月28日

5回目のロイナーゼ点滴、2日あけて6回目のロイナーゼ点滴

 

2013年12月2日

Mさんがまた会いに来てくれました。

薬のせいであまり食べられなくなり、パンチの利いたものか酸味の強いものなら食べられるかもと

言っていました。

 

⬆︎

右上に見切れている千羽鶴と、

右下のモンスタハンター限定3DS

そして、だらけるぼく。

 

 

*僕の記録*

 

11月は、受験生にとってはとても大事な時期。

 

けれどそんな時期なのに、予備校の友達である二人が、千羽鶴を折ってきてくれました。

 

だから、それはただの千羽鶴ではない。この大変な時期に彼らが僕にさいてくれた、かけがえのない時間の結晶と言える。

 

ありがとうな、二人とも。

 

※千羽鶴はクラス全員特に担任の女の先生が折ってくれました。鶴に先生のメッセージがあったのを覚えています。もちろん2人もですが。

 

それと、抗がん剤について少し。

 

【オンコビン】

 

今でも覚えている。

オンコビン。

これは抗がん剤の中でも、群を抜いて嫌いな薬だ。

 

母も書いているけど、えげつないほどの便秘になる。

 

お腹の中に何か硬いものがあって、体を内側から圧迫しているということがわかるぐらいになり、腹痛も慢性的に感じるようになる。

 

便秘で死ぬかと思ったのは、これが初めてだ。

 

【ロイナーゼ】も嫌な薬だね。

 

点滴したあとは、決まって気持ち悪くなる。

 

それが「抗がん剤を体に入れている」ことによる偽薬効果なのか、それとも本当に肉体が吐き気を催しているのか、よくわからないところもムカつくぜ〜。