あなたには
あなたが生まれ
ながらに 既に
あなたの魅力が全て
備わっています。
後年
あなたが
周りの人達から
影響を受けたり
真似をしたりして
身に着けてしまう物とは
全く違う魅力が既に あなたには
備わってしまっているのです。
あなたには
生まれながらに
あなたに与えられた
あなただけの香りや
あなただけの魅力が
あなたの中に宿されたまま
あなたは生まれて来ています。
それを
あなたは
まだ知らないだけ
なのです。
それは
あなたが
生きる中で
身に着けて行った
上辺の優しさやマナーや
スマートさと言った様な
作り物の類いでは決して
有りません。
そんなものは
あなたが上辺に
作り上げた仮面の様な
あなたの姿に過ぎません。
そんな物を
身に着ければ
身に着けるほど
あなたは本当の自分の
姿から益々 遠ざかって
しまうしか無いのです。
あなたの魅力は
あなたが出そうと思って
出せる物とは違って自然に
あなたから放たれてしまうもの
なのです。
それは
あなたの中の
何もかもの全てが
無くなってしまった後の
何も無い空間で生きた時に
初めて あなたから放たれ出して
しまっています。
だから
優しさを演じたり
相手の目を意識したり
そんな風にして あなたから
出した物など薄っぺらのペラペラの
紙みたなものでしか無いのです。
あなたが
本当の あなたで
生きた時にしか放たれない
ものなのです。
けれども
その あなたの魅力は
誰も真似する事など出来ない
深遠な あなたから放たれている
魅力なのです。
そして
その魅力には
誰もが魅せられてしまう
ものなのです。
一瞬で
全ての物が
過去の中へと
消え失せてしまっています。
あなたが
どんなに望んでも
此の場に留まる事の
出来る物など何一つとして
世の中には存在しないのです。
あなたさえもです。
今の あなたは次の瞬間には
過去へと消え去り無くなってしまって
行っています。
あなたは常に
何も無い空っぽの
空間としてしか存在
していないのです。
その事実を
見破ってしまい
何も無い空間として
存在している あなたを
実感で感じて上げてしまうのです。
すると
あなたの身体中を
包み込んでいる様にして在る
外側の大きな空間と あなたとが
繋がってしまっている事に気づけます。
大きな果てしない
空間こそが あなたです。
けれども
その あなただって
次から次へと消え去って
行くしか無いのです。
例外なんて
有りませんから。
けれども
決してビビる事でも
何でも無いのです。
無くなって行くものを
ちゃんと無くなって行かせて
上げるのです。留める事は
出来ないけれども見送る事ならば
出来ます。
そして
しっかりと
見送って上げる事の
出来た人にだけ次の展開が
用意されています。次の展開を
目の当たりにする事が出来ると
言う事なのです。
それは
見送り終わった後に
更なる何も無い空間が
その場の中に生まれて来て
しまっている事を目の当たりに
出来てしまうのです。
全く真新しい
新鮮な何も無い
何処までも果てしない
大きな空間が以前の空間の
死と同時に誕生して来てしまう
現実を あなたは目の当たりに
してしまうのです。
もう
怖れる物など
何一つとして有りません。
死は生で有り 死は新たな命の
誕生なのです。
何処にも
錨を降ろしては
成らないのです。
何処にも
錨を降ろす必要など
無いのです。
その
空間として
あなたが生きる時
あなたから大きな魅力が
吹き出し 放たれ出して
しまうのです。
あなたが何も無い
空間としての あなたのまま
何も無い空間の方を向いて上げて
しまい何も無い空間を 受け容れて
上げてしまうだけで あなたの中味は
一瞬で満たされ切ってしまいます。
あなたが何一つとして
やり上げてなどいないのにも
拘わらず あなたが あなたを
受け容れて上げただけで一瞬で
あなたは芯から満たされ切って
しまいます。
更に満たされ切った
あなたから満ち満ちた
空気が満ち溢れ出してしまい
周りに居る人達に浴びせてしまい
周りに居る人達の中味までに浸透
して行ってしまうのです。
それが
あなたに
元々備わっていた
途方も無い魅力です。
ただ
何も無い
本当の あなたの
空間で生きた時に それは
自然に放たれ出してしまうしか
ないのです。
あなたが
何もしている
意識など全く無いのに
あなたは ただ何も無い
空間で生きているだけなのに
あなたから途方も無い魅力は
放たれ出してしまっているのです。
あなたの
心の見つめ方の
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