あなたが
たとえ何かが
どんなに出来ていて
周りから
沢山の評価を受けて
いたとしても
そんな物に
騙されて あなたが
その気に成ってしまったら
アウトです。
それは
あなたの
本当の姿では
有りませんから
その逆に
たとえ あなたが
どんなに何も出来ない
人で有ったとしても
そして
周りから
酷い評価を
受けてしまって
いたとしても
そんな事で
落ち込んでしまい
いじけてしまって自信を失い
自分が何もしなくなってしまい
自分に何も出来なくさせてしまったら
それもアウトです。
だって
それさえも
本当の あなたの
姿では有りませんから
あなたが
どんなに何かが
出来たとしても或いは
出来なかったとしても
その
どちらの
あなたも本当の
あなたの姿では有りません。
何故ならば
あなたのした事など
直ぐに過去へと流れ込んでしまい
此の場には どちらの色にも
染まってなどいない何色でも無い
無色透明な空間としての あなたの
姿しか無いからです。
その あなたの
姿を きちんと毎回の様に
見て上げる事が出来る事です。
そして
何の評価もせずに
ただ そのままの何色でも無い
あなたの姿を 何色でも無い姿の
あなたが受け容れて上げてしまえる
事だけなのです。
その
あなたを
見い出せずに
あなたが何かを
して行くと
あなたが
何も出来ない
人のままであれば
その出来なさを背負った
場所からの行動しか産み出せず
次々に悪循環の様に出来ない連鎖が
産み出されて行ってしまいます。
逆に何かが
出来た あなたから
産み出される行動は次々と
物事が良い結果を産み出してしまう
好循環の連鎖が確かに始まります。
けれども
それも やがて
同じ事の繰り返しの
手法を用いる事しか出来ずに
だんだんとマンネリ化してしまい
良い結果さえも途絶えてしまう様に
成るしか有りません。
どちらも
過ぎ去った過去に
基づき 過去から持ち出して来た
古臭い やり方しか出来ないからです。
同じ事の
焼き直しばかりを
繰り返す事しか そこでは
出来ないのです。
だから既に
過ぎ去った物ごとの中に
あなたの姿を見い出してしまう事を
止めてしまい 諦めてしまえば良いのです。
その中に
自分の姿を
見い出す事を止めて
しまったら そこには
出来た あなたも 出来なかった
あなたも両方共に見い出す事など全く
出来ないのです。
その時に
あなたの前に
見い出す事の出来る物は
無色透明の まだ何色にも
染められてなどいない何も無い
空間ばかりが ただ広がっている
だけなのです。
その何色でも無い
無色透明の 何も無い
空間こそが本当の あなたの
姿なのです。なのに あなたは
今迄は いつも過ぎ去ってしまった
過去の記憶の中に自分の姿を見い出す事を
してしまっていただけなのです。
現在の中に
本当に有るのは
無色透明の何も無い
空間だけなのです。
あなたは
それを あなたの姿だと
捉える事が出来なかったのです。
何故ならば
常に出来の良い
自分の姿の方を自分だと
捉えたかったからです。
けれども
あなたは出来ている
あなたを あなただと
捉える為に 何かが出来なかった
時の記憶は直ぐに忘れる様にして
残さなかったり 或いは周りの人達や
周囲の状況の責任に摩り替えたりしてしまい
あなたの出来の悪さは無い事にして行って
しまうのです。
だから あなたは
いつも そんなにも出来る人で有り
出来の良い自分の姿ばかりを捉える事が
出来ていたのです。
本当は
そんな人など
何処にも居ませんし
それこそが現実なのです。
そして
何もかもの
全てが次の瞬間には
消え去ってしまい実際には
失われてしまっていて
何もかもの全てが
無くなってしまった後の
何も無い 無色透明な空間が
あなたの前には広がっている
ばかりなのです。
それを
あなたは
あなたとして
捉えてしまい
受け容れて上げた事が
一度も無かったのです。
だから
あなたは
あなたの中では
いつも根無し草の様に
不安定で深い自信の無さが
広がっていたのです。
その深い
自信の無さから
逃げたり紛らわしたり
他の代用品で誤魔化したり
する事では決して有りません。
それは
あなたが
本当の あなたの姿を
捉えて上げた事が無いし
受け容れて上げた事が一度も
無かったからです。
それを
あなたが
捉えて上げる事が
出来て 初めて あなたは
本当の あなたの姿で 在る
無色透明で何も無い空間としての
あなたで生きられますし
そんな
あなたから
物事を始める事が
出来る様に成れるのです。
過去の中の
物事が出来た自分の姿や
出来なかった自分の姿から
今迄の物事の やり方を引用して来る
必要は全く無いのです。
いつも真新しい
本当の あなたからは
いつも真新しい新鮮な やり方が
自然に産み出されてしまう様に
本当の あなたは成っています。
それには
あなたが それまでの
全てを 手放してしまい
勇気を出して
何も無いし 何も
持ち合わせてなどいない
空間で物事に向き合える事です。
そして
何処からも
過去のやり方を持って
来る事をしないで
自然な
やり方が
生まれて来て
くれる事を 静かに
待って上げられる事だけです。
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