記事タイトルについてまず最初に断っておきますが、僕は"酒井法子"(のりピー)さんのファンではありません...。「マンモスうれピー!」とはしゃいでいたアイドル時代ののりピーの曲は殆ど知りませんが、【脱アイドル】後ののりピーの代表曲と言えば1995年リリースの『碧いうさぎ』でしょう。


こちらはドラマ『星の金貨』の主題歌で、ドラマ共々大ヒットしましたね。しかし、翌年の1996年にリリースされたドラマ『続·星の金貨』の主題歌『鏡のドレス』は碧いうさぎに比べるとサビメロのインパクトに欠けるのか"小ヒット"止まりに落ち着いてしまいましたね...。今回はそんな碧いうさぎの陰に隠れてしまった楽曲"鏡のドレス"にまつわる話をしていきたいと思います。


育児をして行く上で気を付けなければならないのが子どもの前での親の立ち振る舞いですよね。うちの娘達くらいの年齢(2〜3歳)の子どもは親の話す言葉を何でも真似したがりますので特に【言動】には細心の注意を払う必要があるでしょう。


汚い言葉使いは勿論の事、「屁」とか「クソ」等の下品な単語も娘達の前では言わないように気を付けていますね...。(娘達の前じゃなかったら言うのか?)


しかし、そんなある日、娘達の前での言動に細心の注意を払っていた筈の僕が不覚にも取り返しのつかない過ちを犯してしまったのです...。


あれは今から約3ヶ月前...。某音楽番組にて年代別に過去のヒット曲特集をやっておりましたので僕はそれを娘達と一緒に観ていたのですが、1996年のヒット曲ダイジェストで鏡のドレスが流れて来たのですよ...。


僕はこの曲には特に何の思い入れもありませんでしたが、サビの部分だけは知っていたので娘達も面白がるかと思い「明日の分のな〜みだを〜♪」と歌ってやったのですよ...。すると、思いの外娘達の食い付きが良く、上の子が「パパもういっかい歌って!」と言うものですから僕もすっかり気を良くして「明日の分のな〜みだを〜♪」の部分だけを再び歌ってやったのですよ...。


ほんの出来心だったのです...。やっぱり娘達に喜ばれれば父親としても嬉しいですからついつい歌ってしまったのです...。でも、これが全ての悪夢の始まりでした...。


翌日、会社から帰宅し、庭先の駐輪場にバイクを停めると家の中から「明日の分のな〜みだを〜♪」と大声で歌う娘達の声が外にだだ漏れになっているではありませんか...。こ...これは恥ずかしいぞ...。


一応、近隣住民とのご近所付き合いもしていますからね...。知っている人が娘達の歌声を聞けば「あら、あそこの娘さんのりピーなんか歌っちゃって、親子さんの影響かしら?」と思うに違いありません...。のりピーは綺麗な方ですし曲も悪くはないのですが、やはり過去の事もありますし、お世辞にもイメージの良い芸能人とは言えないじゃないですか...。そんなのりピーの曲を僕が好んで聴いているなどと近隣住民に誤解されるのは誠に不本意なのでありますよ!


この日を境に事ある毎に大音量で「明日の分のな〜みだを〜♪」と歌う娘達...。同居している婆さんも「何なん?その歌..」と不思議がりますが、婆さんは所詮婆さんなのでのりピーの曲など知らないでしょうな。知っててもせいぜい五木ひろしとかでしょうよ。


ただ、家族で実家に帰省した際にうちの母親の前で「明日の分のな〜みだを〜♪」と歌い出した時は肝を冷やしましたね...。母も鏡のドレスは知らなかったのか「なぁに?その歌..」と笑顔で娘達に聞き返していましたが、僕があの時娘達の前で歌ったのが大ヒットした『碧いうさぎ』ではなくマニアックな方の『鏡のドレス』だったのは不幸中の幸いなのかも知れません...。もしも、碧いうさぎの方だったら多分母も知っていたでしょうから「アンタ!子ども達にのりピーの歌なんか覚えさせてどういうつもりだい!?」と僕に詰め寄って来たに違いありません。


家の中だけに留まらず出先でも所構わず鏡のドレスを歌う娘達...。そして僕は気付いてしまったのです...。「家でも出先でも鏡のドレスを歌っている娘達が幼稚園で歌っていない訳が無い..」という身も凍る様な恐ろしい事実に...。


幼稚園へは何度か娘達を送り迎えしていますが、あそこの保育士は僕が見た限り20代〜30代辺りの年齢がメインになっている筈です...。つまり鏡のドレスを知っていても何ら不思議ではない年代...。


彼女達が園内で鏡のドレスを歌っている娘達を見たら何と思うだろうか...。「あら、あそこの親子さんはのりピーのファンなのかしら?クスクス..」と笑っていたらどうしよう...。もう恥ずかしくて外も歩けない!


【口は災いの元】とはまさにこの事...。あれほど「娘達の前での言動には気を付けなければ..」と自身を戒めていたにも関わらず何故あの時歌ってしまったのか...。悔やんでも悔やみ切れません...。


娘達の中で巻き起こっている"鏡のドレス旋風"は約3ヶ月経った今も止まる事を知りません。27年も前のヒット曲を今この様な形でヘビロテされる羽目になるとは夢にも思っていませんでしたよ。


しかも、約3ヶ月前のあの日に僕が娘達の前で歌った鏡のドレスはサビの出だしの「明日の分のな〜みだを〜♪」の部分だけなので当然娘達もその部分しか知らないのですが、その「明日の分のな〜みだを〜♪」の部分だけを約3ヶ月間飽きもせずに歌い続けているのですよ...。もう気が狂いそうだ...。


そして、最近では「明日の分のご〜はんを〜♪」「明日の分のお〜しっこ〜♪」「明日の分のアンパンマ〜ン♪」等、歌詞にもアレンジを効かせる程になって来ました。


なあ、娘達よ...。アレンジでも何でも良いけど、いったん鏡のドレスから離れてみないか?