今回は今年3月にリリースされたUKロックバンド"FRANZ FERDINAND"(フランツ·フェルディナンド)のベストアルバム『HITS TO THE HEAD』(ヒッツ·トゥ·ザ·へッド)をピックアップ。内容的にはこれまでに発表した5枚のオリジナル·アルバムから選りすぐった楽曲に加え、2曲の新曲を収録した豪華盤です。
僕は元々USヘヴィロックに魅了されて洋楽ロックに目覚めていったクチで、当時はUKロックには見向きもしていませんでしたが、フランツの2004年リリース1st『FRANZ FERDINAND』からのシングル『TAKE ME OUT』(テイク·ミー·アウト)にガツンとやられて以来はUKロックにもアンテナを張るようになっていきましたね。
つまり【正統派】な"OASIS"(オアシス)ではなく、どちらかと言うと【ひねくれポップ】なフランツが僕のUKロックのルーツですね。そのせいか、フランツ以外に好んで聴くUKバンドも同じくひねくれポップな"THE FUTURE HEADS"(ザ·フューチャー·ヘッズ)だったりしますしね...。(アカペラ·アルバムを出した例のアイツらです..)
TAKE ME OUTはフランツの"名刺代わり"的な大ヒット·チューンであり、大袈裟な話ではなく当時の洋楽ロックシーンを変えた1曲でもありますよね...。"ロック"と"ダンス·ミュージック"をクロスオーバーさせたTAKE ME OUTの音楽性は【ダンス·ロック】と名付けられ持て囃されました。ここ日本でもこのての音楽は【踊るロック】などと呼ばれて親しまれています。
フランツがダンス·ロックの先駆者だとは思いませんが、ダンス·ロックを広く世に知らしめた功績は物凄く大きいと思いますね。活動を開始した頃のフランツのメンバーは、夜毎、インディー系のギターロックのライブとテクノのイベントのどちらにも顔を出していたそうですが、そんな彼らが名曲TAKE ME OUTを生み出したのも必然なのでしょうね。
2005年のシングル曲『DO YOU WANT TO』(ドゥ·ユー·ウォント·トゥ)は曲調がTAKE ME OUTを意識し過ぎてて個人的にはイマイチでしたが、同じダンス·ロック調でも2013年発表曲『EVIL EYE』(イーヴィル·アイ)のダークで妖しげな雰囲気は好きですね。
バンド最大のヒット曲は明るく楽しくノリの良いTAKE ME OUTかも知れませんが、"フランツらしさ"が出せているのはEVIL EYEみたいな曲だと思うなぁ...。"アレックス·カプラノス"(Vo)の胡散臭さすら感じるくぐもった歌声もマッチしてると思うしね。
2曲の新曲も悪くはなかったですけどあまり印象には残ってないかも...。まぁ、まだ全然聴き込み足りないし何度か聴けば好きになるかも知れない...。取り敢えず新曲から『BILLY GOODBYE』(ビリー·グッバイ)貼っておきます。

