僕のCDコレクションの中でも"思い出補正"込みの名盤と言えばカリフォルニア出身のロックバンド"FINCH"(フィンチ)が2002年リリースしたメジャーデビュー作『WHAT IT IS TO BURN』(ホワット·イット·イズ·トゥ·バーン)ですね。
僕が洋楽ロックの世界に足を踏み入れ始めた頃は"メロディアス·ロック"と"ハードコア"をクロスオーバーさせた【スクリーモ】なるジャンルが流行っていたのですが、"THE USED"(ザ·ユーズド)と並ぶスクリーモの"先駆者的バンド"がフィンチでした。
今でこそ洋邦問わず数多のスクリーモ系バンドがいますから特に目新しさも感じませんが、フィンチの1stアルバムを初聴きした当時の僕は"美旋律"と"咆哮"が入り乱れたその奇天烈な音楽性に衝撃を受けましたね。
その証拠に2005年リリースの2ndアルバム『SAY HELLO TO SUNSHINE』(セイ·ハロー·トゥ·サンシャイン)では洋楽ロックシーンに於いても代表的なスクリーモ·アルバムだった1stから音楽性が一変。キャッチーさも息を潜めた"BLACK SABBATH"(ブラック·サバス)風のドロドロしたヘヴィ·ロックがメインの作品に仕上がっています。
この大胆な変化にファンはあまり良くない意味で度肝を抜かれた事でしょう。やはり当時のフィンチのファンは僕も含めて1stアルバムの様な"大衆性"ありきのメロディック且つハードコアな作品を求めていたと思いますから、バンドに対しても"1stを更に突き詰めた2nd"というのをどうしても期待してしまいますよね。
ただ、2枚目の『セイ·ハロー·トゥ·サンシャイン』も1stのイメージを取っ払って普通に"ヘヴィロック·アルバム"として聴けば決して悪くはありません。実際に僕はこの2ndも愛聴していましたからね。もう売ってしまいましたけど...。(売ったんかいッ!)
この2ndアルバムの例を挙げてもそうですが、多分フィンチは自分達の音楽を"スクリーモ"というジャンルに括られるのが嫌だったのでしょう。1st以降、ミニアルバムも含めて3枚のオリジナル·アルバムを出していますが、そのどれもがドロドロのヘヴィロックだったりプログレ気味のヘヴィロックだったり、はたまた普遍的なオルタナティブ·ロックだったりと、1stの"スクリーモ路線"を引き継いだ作品がひとつもありませんでしたからね。
結果的にフィンチのキャリアに於いてスクリーモらしいスクリーモ·アルバムって1stだけなのですけど、それにも関わらずスクリーモの代表的なバンドとして未だに彼らの名前が挙がる訳ですから、それだけ1stアルバム『ホワット·イット·イズ·トゥ·バーン』のインパクトが強烈だったのでしょうね。
《追伸》
先日はせっかくの僕の誕生日にも関わらず結構大変な事が起こってしまいました。つい2時間程前、婆さんが救急車で運ばれ、妻も付き添いで一緒に出掛けて行ったのですよ。
僕は家でお留守番。子ども達が寝ている隣でブログ書いております。今日は会社休んでひとりで子守りします。婆さん何とも無ければ良いが…。(脳裏を横切る"コロナ"の三文字..)
婆さん捨てた馬鹿息子は今何処で何をやっているのかね...。自分の母親の面倒を娘夫婦に丸投げしてトンズラするとは親不孝の極みだな...。お前もう俺らに足を向けて寝れんぞ。
それにしてもフィンチの事など語っておる場合では無かったですな。まぁ、あのフィンチ語り記事は随分前に書き置きしておいたやつですが...。(本当は誕生日当日に更新するつもりだったのよ..)
因みにそのフィンチですが、フィンチ語りの記事を書いた後に色々検索していたら僕の知らない間にニューアルバム?っぽいのを出してたっぽいです。しかも全編エレクトロ系のインスト曲だと?どうしたフィンチ...。

