期間限定セカンドリビングをサロンにしてから1ヶ月以上経ちました。
すっかり慣れてきて、今は皆様に早く桜並木や新緑を窓の外から楽しんでいただけるのを楽しみにしています!!
仕事を終えて疲れたな〜とふと腰を下ろして、床に座った時に見えた風景。
この角度もなかなか良いな〜なんて思った次第です。

自宅で準備をしていると、髪の毛や埃が多いことに気付かされます!
サロンでは毎日掃除機をかけていても、住んでいないせいかさほど汚れてはいないのですが、自宅サロンだと毎日コロコロや掃除機をかけても、髪の毛は嫌がらせのように?落ちているし、本当に生活をしているのとしていないのとでは全然違うんですよね。
それでふと、以前自宅サロンだったことを思い出していました・・・
サロンをオープンしてから5年ほどは自宅兼サロンとして、今サロンのあるマンションで行っていました。
25畳あるリビング兼寝室に旦那と2人で住んでいたのですが、これを数時間で生活感のない空間にするのは本当に大変で、今思えばよくやっていたな・・と思います。
おそらくまだ40代半ばで若かったことと、始めたばかりで予約が入るのが嬉しかったから大変だったことも全く苦にならなかったんでしょうね。
着替えは今も同じですがバスルームを使っていましたので、ガラス張りのお風呂には水滴一つ落ちていないようにしっかり拭き取っていました。
朝シャン派の旦那に、なんとかお風呂に夜入ってシャンプーしてもらえないか頼んだのですが無理とのこと。
それで朝濡れたままのバスルームを使っていないようなモデルルームのバスルームにするところからお掃除を始めたのです。
10時に予約が入った時のルーティンはこちら
朝6時に朝食食べて準備し、6時45分に銭函駅まで旦那を車で送る
7時から自分の身支度を整えて、お掃除を開始
バスルームの掃除、ベッドルームも見えるためホテルのようなベッドメイク
リビングとおトイレのお掃除
9時からリビングのソファを移動して施術ベットを設置、タオルのセット、
香りのセット、フェイシャル関係の準備などなどお客様を迎える準備
4時間ぶっ続けで動き回って、お客様が来る頃にはひと仕事終えた感覚になることも(笑)
そこまで準備してお客様を待っていても、最初の頃は無連絡のキャンセルなども
たまにありました。
ご新規の方でイタズラのような感覚なんでしょうか。
10分経っても、15分経っても、30分経ってもいらっしゃらない・・・
そこで電話。
出るもすぐに切れて ツーツーツーとの電子音が・・・
もう一度かけると、そこで着信拒否されるということが何回かあり、もうやめたいと
思ったこともありました。
ご予約が多くなり、一日お二人をお迎えする頃には、洗濯物もワンルームのため干すことができず、コインランドリーに夜な夜な通うことになりました。
その当時は車で30分走らなければコインランドリーがなく、往復1時間。
洗濯で1時間。
合計2時間が消えていきます。
夕食終わって後片付けをして、夜の10時頃家を出発して、深夜12時を過ぎて戻る生活・・・そしてまた朝6時からお掃除ルーティン。
さすがにこれを続けるには限界が来て、銭函駅近くにあるアパートを借りて逃げ込んだのはもう8年も前のこと。
「髪の毛一本、ちりひとつ。」 (ないように)と呪文のように唱えながら、掃除をしていた頃を懐かしく思い出していました。
あの時の苦労があるからこそ、今があると思っています。
当たり前に集客できるわけではなく、一期一会の精神で毎日お迎えするからこそ、お客様も来て下さるのです。
そんなことを思い出しながら、まぁでも今は体力が続かないので(苦笑)、
1日お一人をたまには2人様の施術もしますが)、自宅サロンでお迎えしています。