無事バリ島に到着しています。
今回の旅では関空経由シンガポール経由でバリ島へ向かいました。
1〜2月は仕方がないことですがどうしても雪による飛行機の欠航があります。
そうなるとスケジュールが全て狂って台無しになってしまうので、旅行自体かなりのリスクがありますが、それでもコロナ禍以前は長い冬の間に一度は暖かい場所に行きたい!行かねばばなるまい!とリスクを承知で旅行へ出掛けていました。
今回は連日かなり暖かかったのですっかり油断していましたが、
なんと!前日にANAから天候次第でフライト欠航の恐れあるため早いフライトへの変更を承る旨のメールが・・・
こんなに穏やかなのに・・・と驚きましたが、まぁそんなこともあるのが冬の天気。
札幌と千歳では天気は真逆だったりしますからね。
私は早いフライトを押さえていたので問題なく関空まで来ることが出来ましたが、旦那のフライトは仕事終わりの最終便。20時20分発でした。
今までも何度も危ない目に遭っているので多少のことは回避できる経験があり、
早朝「状況を見て早めに空港へ行ってね」と言って送り出しました。
その可能性があるかも、と始業の2時間前から仕事開始したそう。
とにかく雪や台風などで飛行機が微妙な場合、出来るだけ早く空港に行って交渉することが大事なんです。
なので国際線に乗る場合のトランジットの飛行機はLCCではなくANAかJALで。
変更できないチケットでも便宜をはかってくれます。
沢山のフライトがあるのでリスクを少しでも減らせますしね。
関空近くのホテルでくつろいでいたら、旦那からの驚きのラインが・・・
なんと!千歳から羽田経由で関空へ向かうことにしたとのこと。
仕事を早めに終わらせ早退して夕方の便で伊丹か神戸空港へ向かうプランを考えていたので、まさか羽田経由で2便乗り継いで関空にやってくるとは・・・
驚きました。(関空便は夕方発がないので)
まぁそんな感じで無事関空に前泊できました。
職場ではひんしゅくを買ったかもですが・・・空港でオンラインで会議に出席できるのも今の時代ならではの特権ですね。
それで思い出すのが、まだオーストラリアの旅行会社にいた頃のこと。
千歳発の直行便が週2日飛んでいました。
1月はかなりの確率でフライトが欠航となり、特に土曜日はお休みなのにフライト時間になるとソワソワ・・・。
一番思い出深いのは、女満別空港からオーストラリアへ向かったお客様。
女満別だと札幌に出るよりも羽田の方が便利なので東京経由でオーストラリアのフライトを予約していましたが、道東が吹雪で欠航。
その日は諦めて翌日のフライトにされると思っていたら、4人でタクシーに乗り千歳空港へ向かうとの連絡が・・・。
道外の方にはその距離感は分からないと思いますが、当時は高速もない時代。
まして冬道・・6時間以上は普通にかかります。
タクシーも往復12時間?よく引き受けてくれたなと思います。
知り合いだったのかもしれません。
一体いくらかかったのでしょう。
ともかくその日の千歳便のフライトに切り替え、無事オーストラリアへ旅立ちました。
関空の国際線ターミナルはリノベーションを終えたばかり。
どのように変わったのだろうとワクワクしていましたが、免税店の中を回遊するように進むレイアウトがまるで海外!
どこに今いるんだろう?となんだかすでに異国の地に降り立った感覚でした。
そうそう!この感覚をずっとずっと求めていたんだった・・・
奥には天然香料を使った香水のブランドがずらり。
Maison Margiela のストーリー性がある香りは嗅いでいてその世界観に魅了されるし、LE LABOではオーダーメードの香水をその場で作ってくれるみたい。
最近のトレンドはこれですね。
また海外ブランドだけでなくTHREE やBAUMなど日本のブランドも安く購入できるのも嬉しいです。
すっかりテンションが上がってしまい早速THREEのアイシャドーとアイブロウを買いました。
そして驚いたことにお菓子のコーナーには白い恋人・ロイズ・ルタオの北海道ブランドが!北海道すごい!!
日本を代表するお菓子ブランドに!
免税店って、リンツとかゴディバとかじゃなかったでしたっけ。
やはり今は日本人というよりも、インバウンド向け。
海外からの観光客向けにターゲットが絞られているということで、なんだか寂しいですがこれも時代の流れなんですよね。
つい昔話をしてしまう昭和女で恐縮ですが、以前は海外へ渡航する際に安いからとタバコを買うおじさんやリップなどを買って現地で使うOLさんがたくさんいたものです(遠い目)
電光掲示板にはフライトがずらり。
日本もオーバーツーリズム。空港も激混みです。
時間的にアジア圏ばかりでしたが、半日でこれだけのフライトが飛ぶって・・・
本当にコロナ禍は終わったんだな〜と。
どこにも行けない日々が始まって「こんな日が来るなんて」と涙していた頃。
そしてまた海外に躊躇なく行ける日が戻り、「こんな日が来るなんて」と嬉し涙を流す瞬間を味わっています。