昨日 BSで忍者 服部半蔵の生涯について放送した番組がありましたが、
見られた方は・・・・いない・・ですよね(笑)
先週、三重の伊賀上野に行ってきました。
以前金沢の忍者屋敷に行ったところ、かなり面白かったので
伊賀の忍者屋敷にも行ってみたいな~と思っていたのです。
そこには博物館もあり、何気なく見てみると
意外と面白く、全然知らなかったことがたくさん展示されていました。
忍者っていうと、海外ではちょっと歪曲されてはいますが・・・有名で
日本では実際にはどんなことをしていたのか、詳しく知らない方が多いのでは
ないでしょうか。(私もそうですが)
そして一つの看板が目に入りました。
「賀の道」です。
石川県の加賀から和歌山の雑賀まで、昔は賀のつく地名を結ぶ道があり、
これは秘密の道で、忍者が火薬鉄砲、そして情報を持って、この道を行き来していたという。
何とも!!興味のある話じゃない??
とすぐに食いついた私(笑)
以前アンコールワットへ行って、「王道」という本を読み
今はもう失われている道だけれども、この道を探せば、道沿いにアンコール遺跡が
次々と発見されるはずという記事をブログ に書いたのだけど、
まさにそれに近いものがある、とっても秘密めいていて、興味をそそられる道です。
確かに、地図を広げてみると、石川県から岐阜ー滋賀ー大阪ー和歌山にかけて
賀のつく地名がちょっとだけ見つかりました。
加賀ー多賀ー甲賀ー伊賀ー那賀ー雑賀
きっともっとあるのかもしれないけど、探せたのはこれくらい。
でもこれだけ地名が残っているのも、ある意味すごいことなのかもしれないですね。
忍者達は、たとえ敵同士であっても、この道上で出会ってしまった場合
戦うことはせず、情報や兵器を少しでも早く主人のところへ届けるという任務を
一番に考えて、そのまま黙ってすれ違っていたそう。
何とも、不思議な道なのですね。