普段は年齢はただの記号に過ぎないと強がりを日々言っている私ですが(^▽^;)

チェンマイでのスパスクールでは、一度では覚えられない自分に

年齢のギャップを毎日意識しては、軽く落ち込むという日々でした。





Nineth island cafe~海を眺めて




スクールでは年齢層に結構幅があり、40代なんていないかも?と思っていたら

2つのスクールどちらも数名いて、中には50代後半とおぼしき方も3人ほど在籍してました。



いつまでたっても年齢に関係なく、向上心や勉学心のある日本の女性たち。

私も頑張らなくては~と勇気をもらいました。





とはいうものの、先生がいうことを理解するのも遅いし、一度では簡単に覚えられない。



自然とアラフォーが集まると、愚痴・・という訳ではないですが

「自分だって20代の頃なら記憶力も良かったよね」

「うんうん、こんなの簡単すぎて、もっと難しい技を教えてよ~とか言ってるよ。」


「みんな、何ですぐに覚えられないの?と思ってるかもしれないけど、自分がさ~

40代になったら、こういうことだったのかって分かるんだよ~」


などと言って憂さを晴らす始末(笑)





とは言え、自分達が出来ないのを年齢のせいにしたいという、後ろ向きな話ではなく

だからこそ、若い子たちが授業が終わってからナイトバザールに遊びに行っている時でも

1人部屋に帰って復習を時間をかけてやるしかないよね・・・頑張ろう!という内容だったので

すごくお互い励みにはなったのですが。






Nineth island cafe~海を眺めて



スクールも、チェンマイ特有のランナー様式でとっても素敵な建築だったので、

落ち込んで気分が滅入っても、美しい景色を見るだけで癒されたり・・そんなこともあって

乗り切れました。



これが、アラフォー仲間もいなくて、建物も殺伐としていたら、かなりダメージだったかも。






そんなこんなで、休み時間も居残りで練習したりしながら、試験の日を迎えても

まだここでもアラフォーの受難が・・



覚えが悪く、休み時間も一人でイメージトレーニングしたりしているのを見てる先生は、

試験までに完璧に仕上げてきていても、私のことを何かと心配してくれ


「どこの部分が出来ないの?」と聞いてきます。


「え~っと。全部完璧に覚えてきたから、大丈夫」と言っても信用しない。


「それじゃ最初から簡単でいいからやってみて。見てあげるから。」~と。




試験はパートナーを決めて1時間ずつ 交互にモデルと施術者に分かれて

3~5人同時に行うのを、いっぺんに見て点数をつけます。


どうしても、日頃から出来の悪い生徒を中心に見るようで・・・・



完璧に出来た!と思ったのに

フットマッサージでは「手を降ろし方が足りない」

フェイシャルに至っては、「リラックスしてやっていない」などの理由でパーフェクトでは

ありませんでした。



パートナーが試験の時は、私はモデルでフットもフェイシャルも

「一つ手技を抜かしたな~」とか「上から行うところを下からやっちゃったな~」とか

明らかな間違いがあったのに、皆 満点を取っていきました。



Nineth island cafe~海を眺めて スクールのアイドル的猫ちゃん。見てるだけでこちらものんびりムードに♪




ま、しかし・・そんなことも含めて、

アラフォー世代は皆の2倍・・3倍 頑張らなければ、同じラインに立てない訳で、

それは仕方がないことかもしれません。



それよりも、20代の人たちと同じ経験や学びを日々経験できる幸せというか、ラッキーな境遇に

感謝しながら、生活していました。


私も25歳の時、トロントに語学留学していた頃、まさかその20年後に短期間とは言え

タイで学校に通うことになるなんて思いもしなかったことだったので、そんな環境と許してくれた

家族にも感謝です。