大型台風、ジョギングくらいのスピードだとか。
いい加減スピードアップして、とっっとと去ってもらいたいですね。
こちらも今日から火曜まで雨予報。
週末も静かにすごす予定です。
それでは、今日もアンコールワット行きますよ~。
アンコールワット=アンコールワット遺跡 と思っていた方が多いじゃないでしょうか?
(っと私も母に旅行の写真を見せられるまではそう思ってました)
本当は「アンコール遺跡群」で、アンコールワットは数多い遺跡の中の一つに
過ぎないんですよね。
とは言え、やはりアンコールワットはアンコールワット。
その規模や技巧の素晴らしさ、雄大さ・・・・
などなど全てにおいて、他の遺跡とは比べ物にならない程
五感に響く、素晴らしい遺跡でした。
特に、印象的だったのは窓。
このような柱を並べる窓のことを、ガイドブックによると「連子状窓」と呼ぶらしいです。
この窓がたくさん使われていて、おごそかで独特な雰囲気を出してました。
この窓はデザイン上、素敵に見せる・・というのが主な目的のようですけど、
ほかに、影を斜めに取り込んで、暑さをしのぐ役割もあるようで、
その影すらも、デザインの演出の一部に考えて作られたというから驚き。
ちょうどアンコールワットへ訪れた時は、だんだんと日が傾く時間帯だったので、
壁一面に柱の影が映るさまも、ちょっと非日常空間で
素晴らしかったです。
デザイン性を重視して作られたという理由の中に、偽窓もたくさん使われている
ことも上げられてます。
ホントは壁なのに、柱を入れて窓に見せてるんですね~。
デバターと偽窓の美の競演↓
これがあちこちの壁に作られているのです。これはもはや、芸術品!!
デバター・連子状窓・デバター・連子窓・デバ・窓・デバ・窓・・・・・・・・
と続く回廊。
写真では表現できないですが、何ともいえない迫力、威厳を感じます。
アンコールワットの特集のテレビや雑誌を良く見るけれども、
「あまり魅力を伝えられてないな~」なんて、思うことがあります。
それはきっと、視界いっぱいに広がる、計算しつくされたデザイン性の美しさというものが、
カメラのフレームだけで表現するのが難しいからではないかと思いました。