昨日、サンルームの修繕リフォームの打ち合わせに
業者さんがやってきました。
というか、まだ正式な見積もりも全く出ない状態で
震災で、東北にあるトステムやYKKの工場も被災してしまい
行方不明者も多数いるため、サッシを初め建材が全然手に入らない状態だそう。
仮設住宅をつくる断熱材やベニヤ板も全然足りないとニュースでも
やってましたね。
そしてお願いしている業者さんは仙台支店もあるため、政府からの要請等があれば
担当者も現地へ行っていろいろ動かなければならないとのこと。
雨風しのげるところに住んでいるだけでありがたいから
被災地優先でお願いします・・と言ったので
今年もサンルームは不良品のままかもしれません (´_`。)
どこまで呪われているのだー 私のサンルーム!!! (涙)
(注 いきさつを知らない方は こちらの記事 をどうぞ)
で、担当者さんとの会話中
「どなたか知り合いの方で、災害に遭われた方とかいませんか?大丈夫ですか?」
と、まぁいないだろうという感じで社交辞令的に話したところ、
「実は大変だったんですよ~」と言い始めて、
担当者さんは実は宮城出身で、親戚が石巻やその近くにたくさんいるとのこと。
ええええ?
それはまずいことを聞いちゃった。と思ってもあとの祭り。
叔父夫婦が津波にさらわれて亡くなってしまわれたとのこと。
実際に近親者が被害に遭われた方と話すのは初めてだったので、何と言っていいか
分からず、ひたすら話を聞いているだけだったのですが・・・
やはり報道では表現しきれない、想像を絶する世界だそうです。
特に被災地を漂う臭気は、とにかくひどくて
これは映像を見ても全く想像がつかないだろうと言っていたそう。
その両親を亡くされた、いとこの家族が家も職場も失い
今現在は避難所で生活しているというので
帰り際に、避難している方に渡してくださいと
エコポイントで交換したJCBのギフトカードを託しました。
「それは困る」と拒否する担当者さんに、無理やり彼のポケットに封筒をねじ込むという
おばさんチックな行動に出てしまいましたけどもー(汗)
最後は受け取ってくれたので
今まで募金等の間接的なことしか出来なかったのが、直接誰かに何かをしてあげるという
具体的な行為が出来て、少し嬉しかったです。
こんなことしかできませんが・・・
写真はアメリカのオレゴン州に本社を持つコーヒーメーカーボイドコーヒー の豆のセット。
何故か、お願いしている建設業者さんが、ここのコーヒーカンパニーとライセンス契約を
結んだとかで、いつも持ってきてくれます。
1900年に設立され、まだ紅茶が主流だった時代に馬車で豆を行商して回ったという
歴史と伝統のあるコーヒー豆の会社のようですよ。