「海を愛している」
今日のNHKの番組で、大船渡かどこかの避難所にいる被災者が
インタビューで、次のようなことを言ってました。
自分は何があってもここに残る。
生活が落ち着いて来て海の中に入れば、ベテランだから
海のものは捕れるから問題ない。
今後、この程度の地震なら何回あってもぜんぜん平気だ。
オレは海を愛しているし、海と心中する覚悟でいる。
テレビで放映しているのを見ていただけなので、うる覚えで
正確ではないですが・・・・
人としての力強さと何があっても動じない覚悟や海との信頼感、
とてつもないものをこの方は持っているなと感じ
涙が止まりませんでした。
そして、失ったものは何もないのに
映像を見るだけで、海への恐怖・憎しみを感じてしまう自分の弱さ・小ささに
”喝”です。
写真は以前訪れた、八戸の南にある黒崎展望台。
景色を見るのもイヤでしたが、この言葉に背中を押されてアップしてみました。