………見知らぬ森で 目を覚ます。………
(* > ω<*)
(痛って~ おいら 眠ってたみたい。 これが 走馬灯って
やつか………。
いやいや おいら 死んでないし 悪夢って奴ですわ~。)
どうにか動く左手で セブンスターを取り出し
ライターで火をつける
(* > ω<*)
『たのむ、魔除けの たばこ・セブンスター!!! 』
『魔物退散!!!ええ加減 悪夢から覚めろ!!!』
チン シュポ ス~ はぁ~
( ´ω` )y-~~
シュポ ス~ ハ~ ス~ ハ~
ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~
( ⊙ω⊙ )y-~~
スっ ハ~ スっ ハ~ スっ ハ~
(* > ω<*)y-~~
(ベッタン ………。
マジ何も 変わらへんねんけど この状況………。)
( ⊙ω⊙ )
『あっ、もう1本吸ったらいけるんかも』
シュポ ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~
ス~ ハ~ ス~ ハ~
(┬┬﹏┬┬)y-~~
『スっ ハ~ スっ ハ~ スっ ハ~ 』………
(p≧w≦q)
『くそ~ もう1ぽんや ええ加減にせえよ
糞タヌキ!!!』
( ⊙ω⊙ )y-~~
シュポ ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~ ス~ ハ~
ス~ ハ~ ス~ ハ~
(* > ω<*)y-~~
スっ ハ~ スっ ハ~ スっ ハ~ ………
.·´¯`(>▂<)´¯`·.
『あか~んって なんも変わらんやん まじ………
たばこの 銘柄に こだわるんかな~ おいらの
セブンスターが あかんねや ベッタンの ラッキーストライク
やったら 元に 戻るんかもな アメリカ製やし………。』
(╯▔皿▔)╯
この~ アメリカ かぶれの 糞ダヌキが~~~!!!
もう ええって~ 戻せ 糞ダヌキ!!!』
テンパった おいらは 訳の分らない事を 叫んでいた。
………数10分前 放課後の教室で………
高3のGW前 おいらは ベッタンと 喧嘩した。
ベッタンの あの宴の 告白以来 モテ期 爆発の おいらに
ベッタンが 切れた………。
(^。^)
『かずむぅ~ 最近 おかしいんちゃうん………。』
( ´ω` )
『なにがぁ………。』
(* > ◦<*)
『最近 女の子に 告られっぱなし やけど………。』
( ´ω`)
『何んにも無いで~ おいら 好きな人 おるって
言ってるし………。』
(╯▔ω▔)╯
(ベッタン お前はどうやねん 年がら年中 告られっぱなしで
モテ期 爆発の おいらの 倍は 告られてるやろうが~。)
(* > ◦<*)
『でもチョット前に 一夢の 憧れてた ユカリちゃん から
告られてたやん………。』
( ´ω`)
『だ・か・ら~ 紫さん には もう 恋とか 憧れとか
何んにも 無いって 毎回 言ってるやん
おいらが 好きなんは ベッタンやし………。』
(* > ◦<*)
『ユカリちゃん から 告られた ぐらいから
ギュゥも チュウも してくれへんやん………。』
(* > ω<*)
『えぇ~ 一昨日も 確かめ合ったやん ベッタン。』
『そん時も 同じ様なこと 言ってたで!!!』
(* > ◦<*)
『毎日じゃないと いややねん………。』
(* > ω<*)
『だから 毎日は 光さんも 葵さんも 居るから
無理やって!!!』
(* > ◦<*)
『ほんだら GW 旅行いこや 二人で………。』
(* > ω<*)
『だから 店の手伝いも あるのに 無理やろ!!!』
(* > ◦<*)
『一夢のアホ~ 無理 無理 無理 ばっかり 言いやがって
もう知らん………。』
そう言って 走っていく ベッタンを おいらは 追っかけた。
それからのことは、あまり覚えてない………。
オカアの形見の 赤カワサキライン Z250FT に
またがって………
ベッタンの ケロケロ(緑)GPZ400F 追っかけて
………。
気づいたら 身体 めちゃ痛で 見知らぬ森の中………。
…… ……… ………
(╯▔皿▔)╯
(マジ うぜぇ~ あの峠みたいに ここいらの 狸か狐に
化かされてるん やろうけど ほんまに うぜぇ~)
(╯▔皿▔)╯
『おい 糞ダヌキ!!! おいらは 忙しいねん ベッタンの
誤解 はよ解きたいねん!!! はよ帰せ ボケ~!!!』
シ~ン
…… ……… ………。
(* > ω<*)
『しかとすんな ボケ狸!!!』
『はよ帰せ 糞ダヌキ!!!』
『身体中 痛いやろぅが ボケ狸!!!』
散々 悪態をついたが 状況は 1ミリも 変わることは
無かった。
日が暮れかかり いつしか おいらは
(* > ω<*)
『ベッタ~ン 大丈夫か~!!!』
『ベッタ~ン ごめんな~!!!』
『ベッタ~ン 助けて~!!!』
『ベッタ~ン~!!!』
『ベッタ~ン~!!!』
『ベッタ~ン~!!!』
と ベッタンの 名前を ただ 叫んでいた………。
(^。^)y-.。o○
『か・ず・む~!!! うるさい!!! うるさいねん。』
急に ベッタンが 目の前に現れた。
(^。^ )y-.。o○
『怖かった~ かずむぅ~ もう大丈夫やから。』
そう言って ベッタンは おいらを ギュッと抱きしめ
口づけを してくれた。
.·´¯`(>▂<)´¯`·.
『ベッタ~ン ベッタ~ン ベッタ~ン』
(〃^▽^〃)
『一夢 もう 大丈夫やから 俺が そばに おるから
安心 しいや もう大丈夫。』
安心した おいらは ベッタンの 胸で また気を失った。
(_ _)。゜zzZ
…… ……… ………。
『ベッタ~ン~!!!』
『ベッタ~ン~!!!』
『ベッタ~ン~!!!』
『うわ~ ………。』
目が覚めると 明るくなっており そこは見知らぬ天井???
おいらは、見知らぬ部屋でベッドに横になっているみたい。
(どこなん??? なんでなん??? ベッタンは………。)
(☆ω☆ *)
あたりを見わたすと、見慣れた ぺったんこの学
生カバン(クロコ型押し)が ベッドそばの
机の上にあった。
どうにか 起きようとするが やはり右半身と左足が動かない
昨日同様感覚もない………。
O(一︿一+)o
ただ違っているのは 昨日森の中で倒れていたのが
今は見知らぬ 天井の部屋に 寝かされている。
そして 左手の手首あたりに 違和感を感じる。
O(><;)oo
左手をそっと動かしてみる 少し動くが何かに
引っ張られて それ以上動かない。
( T_T )
ぜったいベッドに、縛り付けられてるやん
これって………。
(╬▔皿▔)╯
『マジかっ!!! 糞ダヌキ ひと化かす のもええ
加減にせえよ やりすぎやぞ こらあ!!!』
(*  ̄︿ ̄)
バタ バタ バタ 部屋の向こうで足音がする。
(誰か めっちゃ走って 来るやん。)
バタン!!! 扉が開いた。
(/// ̄皿 ̄)○~
(来たか 糞ダヌキ ぜったいシバク 3回殺す。)
(╬▔皿▔)╯
『お~ら~ 糞ダヌキ 早よ元に戻せ ベッタンに早よ
合わせ ぶち殺すぞ ごらあ~』
(✿◠▽◠) (⊙x⊙ ;)
『え えっ~!!!』………マジか???
( ⓛ ω ⓛ *)
(糞ダヌキって めっちゃ可愛い人やったん???)
ドタバタ ズカズカ (⨖◕▽◕⨖) ( ✪▽✪ ) (✿◠▽◠)
( ̄﹃ ̄;)
(マジですか~ 2人増えて 美少女3人に なりましたけど)
( ⨖◕▽◕⨖) ( ✪▽✪) (◠▽◠✿)
『ひそひそ、ひそひそ、ぺちゃくちゃ』
┗( T﹏T )┛
(何 話してんのやろ 糞ダヌキら………)
ワクワク( ⨖◕▽◕⨖) ワクワク( ✪▽✪)
・・・スタスタスタ(つ✿◠▽◠)つ (⊙_⊙; )
(1人目、キタ~)
(✿◠▽◠) (⊙_⊙; )
『ペラペラ』『ペラペラペラ』『ペラペラペラペラ』
(何も解らへん???)
(;/‿▽\; ✿)とぼとぼ・・・ (⊙_⊙; )
(ボブカット撃沈………)
(⨖◕▽◕⨖)( ✪▽✪ )(;/‿▽\; ✿) ( ̄﹃ ̄;)
『ひそひそ、ひそひそ、ぺちゃくちゃ』
(なんかまた話しとる………)
ショボン(✿;/▽\;) ワクワク( ✪▽✪ )
・・・~ス( ⨖◕▽◕⨖) (⊙_⊙; )
(2人目また、来た~)
( ⨖◕◕⨖) (⊙_⊙; )
『ペラペラ』『ペラペラペラ』『ペラペラペラペラ』
(ヤッバ~、何も解らへん???)
(⨖;/‿▽\;⨖)とぼとぼ・・・ (⊙_⊙; )
(2人目、ツインテールも撃沈………。)
(✿;/▽\;) ( ✪▽✪ )(⨖;/‿▽\; ⨖) ( ̄﹃ ̄;)
『ひそひそ、ひそひそ、ぺちゃくちゃ』
(また話しとる、まだやるんかな~)
ショボン(✿;/▽\;) ショボン(⨖;/▽\; ⨖)
===バッキュン~ ( ✪▽✪)/ (⊙_(⊙_⊙)_⊙)
(3人目、ダッシュやん)
ガッバ~!!! \( ✪▽✪)/ ( ̄_ ̄|||)
(布団 剥ぎ取られた~、マジで何、何が始まるん)
・・・タッタッタッタ( ⨖◕▽◕⨖)・・・スタスタスタ(つ✿◠▽◠)つ
\( ✪▽✪)/ o(><;;)oo
(残りもキタ~……… ……… ………。)
(⨖◕▽◕⨖)
ツインテールが そっと 左足
(◠▽◠✿)
ボブカットが しっかり 右足
( ✪▽✪ )
ショートボブが ガッツリ 右手
O(><;)oo
(捕まった~!!! …… …… ……って。)
三人が 呪文の 詠唱を し始めた。
( ⨖◕▽◕⨖) ( ✪▽✪ ) (◠▽◠✿)
『ボソボソ、ブツブツ、ワイワイ、ガヤガヤ』
( ⊙_⊙ )???
(やっぱり、何言ってるのか さっぱり 解らん。)
…… ……… ………。
その時 急に頭の中に 言葉が 割り込んできた。
(⊙_(⊙_⊙)_⊙)
(デメテル、ヘスティア、アルテミス、彼の容態はどう?)
(デメテルが右足 ヘスティアが左足
アルテミスが右手を診てるのね デメテル容態は……)
(✿◠▽◠)
(……… ……… ………。)。
(うんうん、まだかなり重症ね。ヘスティアは、どう???)
(⨖◕▽◕⨖)
(……… ……… ………。)。
(そう、だいぶ良くなってるみたいね。)
( ✪▽✪ )
(……… ……… ………。)。
(そうなの、でも昨日よりは良いみたいね。)
( ✪▽✪ )
(……… ……… ………。)
(✿ *〃▽〃*✿)
(えっ!!!それは……、……、……)
(もうすぐヘラがそちらに行くから お母さんに聞いてね。
⨖( o≧口≦)o
(もう………、アテナおかあさんてばっ!!!)
(✿ *〃▽〃*✿)
(あっ!!!ヘラ後はよろしくね)
( ✪▽✪ )
(……… ……… ………。)
(((φ(◎ロ◎;)φ)))
(それはね………、それはね………、
布でも被せときなさい 大丈夫だから。)
⨖( 〃▽〃)ポッ
\( ✪▽✪) /
ぽい …… ……… ………。
………パサッ (⊙_⊙ )???
( ̄― ̄*|||
(あ あァ あ~
私の 愚息が とんだ ご迷惑を………。)
⨖( 〃▽〃)ポッ
(お元気でなりよりよ!!!)
(✿ *〃▽〃*✿)
(ほんと 若いっていいわね~ ヘラ 私も行っていい)
⨖( 〃▽〃)ポッ
(もう、お母さんたら!!!)
( ̄_ ̄|||)
(死んだ!!!3回死んだ!!!マジで死んだわ~今………)
…… ……… ………。
程なくして ヘラさんが部屋に入ってきた。
部屋に入るなり てきぱきと3姉妹に指示をしていた。
⨖( 〃▽〃)
『なんたらかんたら うんたらかんたら ………。』
(*  ̄︿ ̄)
『やっぱり言葉は さっぱり解らん。』
( ⨖◕▽◕⨖) (✪▽✪) (◠▽◠✿)
言われた事をてきぱきとこなす3姉妹
( ̄、 ̄)
(ホンマええ子達や~)
アテナさんも部屋に入ってきた。
(✿✪▽✪✿)
『ヘラ~片付いた~』
(° o °)
(えっ!!!言葉が解る………)
⨖( 〃▽〃)
『ハイハイ おかあさん もう少しで 済みますよ』
(✿✪▽✪✿)
『ヘラ それじゃあ私は 仕事に戻るね』
(*////▽////*)
『それとヘラ 久しぶりに いいもの 見せてもらったよ
一通り済んだら 私にも まわしてね』
⨖(〃▽〃) ポッ
『もうっ、おかあさんたら』
(*////▽////*)
『はははははは………』
(°―°〃)
(ヤッパ、言ってる事が 理解出来てる~)
少しすると みんなは居なくなり やっと静かになった………。
ε-(´∀`*)ホッ
ふう~疲れた~ 今日は色々有ったな~ ………。
(*  ̄︿ ̄)
(なぜに言葉が解るようになったんやろ………。)
(3姉妹は、おいらに何をしてたんやろ………。)
(////▽////)
(アテナさんの 言ってた 私にも回してね………って
なに???)
(*  ̄︿ ̄)
(これってホンマに 糞ダヌキの仕業 なんやろか………。)
でも………
3姉妹も お母さんも バ~バも
みんな綺麗で優しくて可愛いよな~。
(lll¬ω¬)
(アカン!!!
糞ダヌキの術中に まんまとハマッテルやん おいら………)
{{{(>_<)}}}
(がんばれ おいら!!! 騙されるな おいら!!!
糞ダヌキ~ おいらは 絶対もどる。)
ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
(戻って ベッタンと ちびっ子達と 旅行 行くんや~
リア充生活 取り戻したる~ 待ってろ 糞ダヌキ~。)
(_ _)。゜zzZ
あれっ 眠たくなってきた。眠い・眠い・眠い
眠りに落ちるおいらの目に なぜかベッタンの姿が写る………
あっ ベッタン………
(〃^▽^〃)
(_ _)。゜zzZ
『ベッタン……… 愛してる。 愛してる~!!!』
『この夏は ちびっ子達と 旅行 行こうな~ ベッタン。』
(~﹃~)~zZ
見知らぬ天井、ただなぜか心地いい。
………。
………。
………。
次回 見知らぬ森 おいら 異世界転生 します………。
………つづく。