⒎じじいの おとぎ話   匠 ひまわり 葵 の 出会いの謎・・・ | Nine Road KZM の物語

Nine Road KZM の物語

Nine Road KZM
ふわっと ものがたり 書いてます。
更新遅め お暇でしたら寄ってみて

 

  夜 ベッタンと 喫煙所に 行くと パタパタと せんす を

 仰ぎ たばこをふかす 先客がいた。

 

  (⊙ω⊙;)

 『じじい居ますけど………。ベッタン………。』

 

 (^。^ )y-.。o○

 『大丈夫 大丈夫。』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『ハハハ 星は少ないけど 今日は満月が 綺麗やぞ………。』

 

 (^。^ )y-.。o○

 『ジイジ 今日は ご機嫌さんやね~』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『ご機嫌ついでに トラ 一夢 少し じじいの

            おとぎ話に 付き合ってくれ。』

 

 (^。^ )y-.。o○

 『ジイジ いいよ………。一夢も いいよね~ ………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『へいへい………。』

 (めんどくさ~ サクッと話して 帰れ クソじじい………。)

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『昔ここらに 変わった科学者がおってな 錬金術やら 

 魔法やら 超常現象やら 変な事ばかり 研究してる

 ええ年した 変な男が 1人暮らして おった。』

 『そうそう マッチョ サイエン チィスト とでも

 言う のか のう~ ………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 (そこそこ……… マッド・サイエンティスト ね~。)

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜ 

 じじいは なおも 話を続ける じじいの話は こんな感じだ。

 

 昔 人里離れた 山のふもとに 一人の科学者が住んでいた。

  科学者が 夏の満月の夜 庭先で佇んでいると 山から 光を

 まとった 少年が 少女2人を 担いで 男の元へ訪ねてきた。

  その少年の 容姿は 涼やかな眼差し 精悍な顔立ち

 長い脚 鍛えた体 そして 見た事が無い 服を着ていた。

  どれもが この世の元とは思えなかった。………

  少年は 男に前に 2人を降ろし 2人を お願いします

 とでも 言いたげに 深々と頭を下げた。

  少年が 男の そばを 去ろうとした時 夜空に 目を開けて

 いられない程の 閃光と 鼓膜が破れるほどの 雷鳴が轟き

 地鳴りが起こった。

  男が 目を開けると 少年は その場に倒れていた。

  男は 急いで 女の子2人を担ぎ ベッドに寝かした。

 そして 倒れた少年を ソファーに寝かせた。

  少年を 担いだ時には 大雨が そこら一面を 激しく

 叩きのめしており 少年は ずぶ濡れになっていた。

  男は 少年の 濡れた 服を脱がし 驚いた 少年の全身には

 無数の傷跡があった………。

 

………

 

  翌日 3人は 目覚めた。

  男は 3人に話しかけるが、3人は口を閉ざしていた。

 疲れと 不安から 言葉が出ないのか 外国人で 言葉が

 解らないのか……… ???

  男は 気にせず そして 焦ることなく 3人に 出来るだけ

 言葉をかけた。

  数日で 3人は 食事や お風呂 トイレ などの 生活に

 関わる 言葉を 理解した。

  しかし 表情は変えるものの 何処の言葉も 話さなかった。

  ただ 不思議なのは 3人は 言葉を交わすことなく 意思が

 通じているように思えた事だった………。

 

  男は この3人を 兄と双子の 姉妹と 思っていた。

 何故なら 2人の女の子の 容姿は 瓜二つ 大きな目と

 通った鼻 幼女とは思えない顔立ち そして 綺麗な髪は

 少年同様 この世のものとは思えない 美しさだった。

  また少年は 献身的に 幼女2人の 面倒を見ていて 3人の

 遊ぶ姿は 男に 仲の良い兄弟と 微笑ましく映った。

 

  出会った次の 満月の日の夜

  少年は 『おじさん 俺たち 3人を 救ってくれて

 ありがとう。』と 口を開いた。

  そして 『明日 3人で ここを出ていきます。

 ありがとうございました。』と 頭を下げた。

  男は 『坊主 どこぞ行く当ては 有るんか???』

 少年は 下を向いたままだった。

  『大丈夫 心配するな 3人共 ここに ずっと居ろ。』

  『お前らが 居なくなると わしが 困るわい………。』

 と返したらしい。

  その日から 4人は 家族となり 幸せにくらしたとさ。

 

   ………まあ内容は そんな感じの話 やったと思う。

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 

………

  

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『トラ 一夢 最後まで聞いてくれて ありがとな』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『へいへい………。』 

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『それはそうと トラ 一夢

 なぜ 匠と ひまわりと 葵が うちに 来たか

 知っとるか???』

 

 (^。^ )y-.。o○

 『知らへんな~。

  誰からも聞いてへんし ………。一夢 知ってる???』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『おいらも 知らん 誰からも聞いたことが無いな~』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『そうかそうか 実はな さっきの おとぎ話は 実話じゃ。』

 

 (;⊙x⊙)y-~~

 (めんどくさ~ 中二病 じじいが……… はよ帰れ………。)

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『実はのう 女の子は 双子じゃのうての~』

 『1人目の名は

  龍造寺 ひまわり(りゅうぞうじ ひまわり) 当時 2歳』

 

 (  ⊙ω⊙)y-~~

 『はい~ィ???

   じじい それ オカアの 旧姓 やん!!!』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『そうじゃ~  そして 2人目の 女の子の名は

  志津梨 葵 (しずり あおい) 当時 2歳』

 

 (⊙。⊙ )y-.。o○

 『ジイジ それ うちの 葵のこと???』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『そうじゃ~  そして 少年の名は

  九道 匠(きゅうどう たくみ) 当時 6歳』

 

 (  ⊙ω⊙)y-~~

 『親父なんか………??? 光をまとった その少年!!!』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『そうじゃ~  そして マッチョ サイエンチストは

  この わし 御手洗 健一( みたらい けんいち )じゃ~』

 

 (~ ̄(OO) ̄)ブ

 『おい!!! その人 ミラーマンの 宇宙の頭脳!!!

 おのれは 健一じゃのうて 健三(けんぞう)やから!!!』 

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『ナイス突っ込みじゃ~ 一夢 ハハハハ。』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『でも これが 匠 ひまわり 葵の

      出生の秘密じゃ ガハハハハ………。』

 

 (  ^皿^ )y-゜゜゜

 『トラ 一夢 ほんじゃの~ おやすみ さいなっら………。』

 

 (⊙。⊙ )y-.。o○ ( ⊙ω⊙; )y-~~

  トラも おいらも 呆気にとられ

 ボ~っと じじいの 後ろ姿を 眺めていた ………。

 

   (^。^)y-.。o○

 『かずむぅ~ ジイジ

 匠 ひまわり 葵の 出生の秘密じゃ とか言ってた

 けど………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『べったん………。

 そ~っとしとこ 中二病 じいさんの たわ言やから………。』

 

 (^。^)y-.。o○

 『りょうかい………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『それはそうと べったん……… 今夜は 月が綺麗やな~』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『ずっと前から 月は綺麗やよ~ かずむぅ~ ………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『そうか~ ずっと前からか~ ………。』

 ………。

 ………。

 

 ( ⊙ω⊙; )y-~~

 『ベッタン……… 顔 真っ赤やけど 大丈夫???』

 

 o(*////▽////*)q

 『………。』

 (一夢のアホ せっかく 忘れようと 決心したのに………。)

 『大丈夫 大丈夫 ちょっと酔いが回った だけやから。』

 『………。』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『かずむぅ~、明日の朝チョット お狸さんまで 付き合って

 くれん?』

 

 (>人<;)y-~~

 『お狸さんて ドッカン バリバリ ザアザアザアで

 おいらが 腰抜かした あの峠の祠のこと?』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『そうそう 今度も 扉は 一夢が開けてね』(^m^〃)ぷぷっ!

 

 (>人<;)y-~~

 『いやや! あんな怖い思い もうしたないって………!』

 

 (^︿^* )y-.。o○

 『じゃあ 動画は 上宮さんに送信決定!!!』

 

 (>人<;)y-~~

 『ベッタン いや ベッタン様 私が開けます 開けさせて

 ください。』

 (ホンマ こいつ、動画削除したら、思いっきりグ~パン

 入れたるから 覚えとけよ………。)

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『そこまで言うなら 明日も よろしくお願い し ま す よ  

 一夢君。』

 『明日も早くなるから、そろそろ 寝ましょうか アハハ』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『ベッタン 明日何時に出るの………?』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『起こしてあげるから 大丈夫………。』

 

 ( ⊙ω⊙; )y-~~

 『起こしてあげるって 朝から シバクつもりやろ

 ………。』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『ハハハ 正解!!! だから ひ み つ………。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『へいへい………。』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『それでは 明日も お楽しみに 一夢君。』

 

 ………。

 

 翌朝………。

 (〃^。^〃)

 『おきろ~ かずむぅ~………。

 おきろ~ かずむぅ~………。おきろ~………。』

 

 ボコ!!! ドス!!! ガン!!!

 (#_<-)(ベッタン ごめん ごめん ごめんって………。)

 『行く 行く 行く 行くから 止めて どつくの………。』

 

 (〃^。^〃)

 『は~い一夢くん 今日は 軽トラでドライブデート………。』

 

 (  ´ω`)

 『ドライブデートって??? べったん………。』

 

 o(*////▽////*)q

 ボコ!!! ドス!!! ガン!!!

 

 (#_<-)

 『ベッタン ごめん ごめん ごめんって………。

 落ち着け ベッタン!!! 止めてくれ どつくの………。』

 

 o(*////▽////*)q

 『フウ~・フウ~・フウ~………。』

 

 (  ´ω`)

 『それはそうと べったん………。車の免許取ったんや。』

 

 (〃^。^〃)

 (なんや 免許の事か………。)

 『うん 誕生日来たから取っといた。

 ホレホレ 普通って入ってるやろ~ 頭が高いぞ 一夢くん。』

 

 (  ´ω`)

 『ホンマや ミッション取ってるやん スゲ~。』

 

 (〃^。^〃)

 『へへへ そして来年は、大型取ってマイクロバスで チビたち 

 と旅行や~。』

 『旅行 一夢も来いよ! 後ろからバイクで………。』

 

 ( ⊙ω⊙; )

 『なんでやねん おいらだけバイクって………。』

 

 (〃^。^〃)

 『バイク有った方が 便利やん………。』

 

 ( ⊙ω⊙; )

 『じゃあ 親父の モトコンポ積んでいくか ベッタンの電動

 キックボードで ええんちゃうん。』

 

 (〃^。^〃)

 『ハハハ~ その手が有るか~ 一夢のお利口さん………。』

 

………。

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『そんじゃあ そろそろ たばこ吸い放題で 出発しますか。』

 (⌒▽⌒)アハハ!

 

 (  ´ω`)y-~~

 『へいへい………。』

(これが最大の理由か 軽トラで行くのん………。)

 

………。

 

 しばらくして………。

 

 (  ´ω`)y-~~

 『お~い ベッタン逆に曲がったけど大丈夫………。』

 

 (〃^。^〃)y-.。o○

 『うん 買い出しと 寄るとこあるから。』

 

 (  ´ω`)y-~~

 『フ~ン………。』

 

 

一夢は まだ何も気づいて居ない 小虎の愛も 神獣の加護も


………次回 白虎 と 青龍 の加護って???

 

………つづく