当ジムの1番ヤングな会員さんが、この春めでたく中2になられたアラシ(嵐土)くん
あらまぁカッコイイ名前だ事
よっぽどご両親の教育が良かったのか、挨拶もデケー声で
「こんにちは~
」
とジムに入って来て、他の会員さんにも挨拶を忘れず評判も上々

…なのはいいんだが
オメー、体力無さすぎ
「縄跳び、10分飛びな
」
と果すと
「イテー、足に引っ掛かった~
」
「てめぇ、上履き持って来いって言ったろ
」
「学校始まっちゃったから、そっちで使ってんだも~ん
」
という言い訳にて
サボる
「腕立て10回やれや~
」
「う~、苦しい~
今日学校で疲れちゃったんだもん~
」
という言い訳にて
サボる
…オメーはジイさんか
「ほら、ちゃんとやったら幻のお菓子、白いブラックサンダー
やるから」
「わ~い
お菓子~」
…オメーは子供か
そんなアラシも密かにリングに立つ夢を持ってるらしい
だが。正直、俺はあんまり乗り気ではない…
こんな可愛らしいチルドレンが、顔を殴られ蹴られ、おまけにヒザで打ち抜かれちゃうんだぞ、試合ってのは
本当はリングに上げて、1番輝いているアラシを皆さんに見せてあげたい
しかし、目の前でアラシが殴られてんの見たら、ご両親より先に俺がストップさせてしまうかもしれない…
どうすれば良いんだかな。俺は甘っちょろいのかな
…つーか、アラシよぉ。
お前、他の会員さん指導してる時、「ねぇねぇ、だ~いか~いちょ~う
今日学校でねぇ~」
と話割り込むのやめなさい
そういう事だぞ
アラシ
とっとと腕立てやれや
大怪鳥