ようやっと見つけた、
外装の綺麗なミノルタXD
市場に出回っているXDは大抵貼り革が劣化しているが、
この固体はオリジナルの状態を保っている。
このペンタ部のなだらかな前後傾斜がそそる
当時のオートは絞り優先か、シャッタースピード優先かという
論争に区切りをつけた先駆けのカメラである。
この論争をキャノンのA-1が両優先を搭載して終わらせたと
思われている向きもあるが、
A-1より先に両優先を搭載したのがこのXDなのである。
ただ、私がXD好きなのはそんなことではなく、
シャッター音の静粛性が気に入っているのだ。
滑らかな巻上げに穏やかで静かなシャッター音が
私にはXD最大の魅力に思える。
この固体、外装は綺麗だが時々ミラーアップしてしまう。
その辺り、使用する前にきちんとメンテナンスの必要が
ありそうだ。
シャッタースピードの1/125の部分が白文字なので
前期モデルと思われるが、
プログラムAE(らしきもの)を搭載した1/125部が緑文字の
後期型もいつか手にしてみたいかも
以前入手したミノルタX-700。
こちらと併用できるよう、ロッコールレンズも収集しつつ
大事に使っていこう。