どうも~nine-o-clockです。

今回はどんよりした内容ではなく、個人的にメダルゲームの仕組みとしてすごいと思った隠れた内容を少し紹介したいと思います。
 

 

エラー部位の写真化

いきなりマニアックなところから突っ込ませていただきます。

エラーはプレイヤーにゲームを中断させてしまうわけですから、極力早い対応や調整中期間は伸ばしたくないものであり、顧客への不満やインカムにも影響を及ぼします。

エラーが出た場合、ひと昔では表示される内容が次の3通りが主だったと思います。

・エラーランプの点灯または点滅
例:メダル切れランプ・異常ランプ・TILT(台揺らし)・警告ランプなど。
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・エラーコードの表示
例:「E502」みたいな表示
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・エラーの内容を英語で表示
例:E502 HOPPER EMPTY


元々画面を持ちないゲームであったり、ランプやLED表示だったり、メモリの容量がギリギリで最低限の情報表示だけに留めたりということもあってこのような仕組みが精一杯だったと思われます。


今はどうかと言えば、画面を有効活用し、従業員側にもわかりやすく配慮されたものになっています。

・エラー解除方法または手段を日本語で表示
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・画像で主な原因部位を図示
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・エラーを解消する方法を動画で指示



この変遷でどう変わったかですが、

・ゲーム機のマニュアル(取扱説明書)を読まなくてもエラー解決しやすくなった

 

・従業員の技術力・修理の対応スキルに多少のバラツキがあっても、解決しやすくなっている

 

・構造や仕組みが複雑になりつつも、エラー解決までにかかる平均中断時間が削減される

というようにオペレーターに向けてのやさしさにもメーカーの努力を感じられるところがありますね。

アーケードゲームにかかわらず、機械を作る製造業としてはそれぞれトラブル時の早期復旧を考慮した対策が至る所に盛り込まれていることと思います。

 

「プレイヤーに楽しさを、オペレーターにはやさしさを。」

 

このような仕組みはほんの一部であり、次回はメダルゲームならではのワンランク上の内容を文章として掲載したいと思います。

それでは~