///田七人参（中国では 三七と呼ぶのが多い）。広西や他の省も一部栽培されますが、田七人参通では 雲南文山産のものでないと意味はないと思われます。田七人参の花も お茶として好まれます。
///雲南白薬 主成分は田七人参、最も有名な止血と活血の漢方薬です。止血、化膿止め、鎮痛効果があり、古くからケガなどの外傷性出血を止めるのに用いられています。女性には、生理不正出血に効果が優れている。活血の面においては、肝臓病、動脈硬化、脳出血後遺症などの補助治療薬として用いられています。世界有名の肝臓病治療薬 「片仔廣」の成分の85％が田七人参です。
最近の研究で、主成分の田七人参はがんの治療にも効果があると判明されています。
///天麻（テンマ、オニノヤガラの塊茎）、野生と栽培の両方がありますが、市場に出回っているのが 殆ど栽培のものです。他の省も 栽培されていますが、雲南昭通産のものはベストだと思われます。
///冬虫夏草（とうちゅうかそう）は、チベット、青海、四川、雲南といった中国の高原にわずかに生息するキノコの一種であり、中国では古くから薬草として用いられ、宮廷において「強精強壮・不老長寿の妙薬」として珍重されてきました。「冬虫夏草」に含まれるβ-グルカン(多糖体)は、アガリスク茸の17倍、普通のキノコの約170倍と多量に含まれています。 亜鉛、セレン他のミネラル類・天然アミノ酸他のタンパク質など栄養成分の含有量も豊富で、更に、コルジセピンや抗酸化酵素（S.O.D）なども含んでおり、中高年全般の健康維持にもお薦めです。
///当帰（とうき）、補血・行血・潤腸・調経 →子宮の機能調整作用、鎮静・鎮痛作用、利尿作用、ビタミンE欠乏症に拮抗する作用、抗菌作用、このほか、潤腸して通便し、肝臓を庇護して肝グリコーゲンの減少を防ぐ。子宮の発育を促進する作用もあるようである。
