東京電力が、6月以降の家庭向けの規制料金について、平均29・31%の値上げを経済産業省に申請したのだそうで、実際の値上げ幅は経産省の審査後に決まるようです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230124/10/ninbaif/73/6e/j/o0360024015233853405.jpg?caw=800)
東電の申請では、平均的な家庭(毎月の使用量260キロワット時)の電気料金が、月9,126円から2,611円上がり、1万1,737円になる計算となるようで、ちょっと引くくらいの値上げとなりそう。
燃料価格の高騰で東電の経営環境は悪化しているようで、今回の値上げによって改善したい考えのようですが、これはますます一般家計に重くのしかかってきそう。
大手電力の家庭向け料金は自由料金と規制料金があり、自由料金は電力会社が自由に決められるのですが、規制料金の値上げには国の認可が必要で、東電が値上げを申請すると、専門家らでつくる経産省の機関がコスト削減が進んでいるかなどを審査され、市民から意見を募る公聴会も開かれ、最終的な値上げ幅が決まることになります。
これまでに東北、北陸、中国、四国、沖縄の5電力が家庭向けの規制料金を4月から28~45%引き上げるとして申請し、経産省で審査が進んでおり、北海道電力も今後、申請する方針のようで、なんだか日本の未来が暗くなっていくばかりですね。