任意売却の専門家・株式会社アリオンです。
先日、滋賀県栗東市のお客様より任意売却のご依頼をいただきました。
お客様は、住宅ローンをボーナス併用払いで契約されていましたが、勤務先の業績悪化でボーナスが減額になり、ボーナス月の払いが苦しくなり、銀行に条件変更の相談をされましたが、条件変更を断られ、住宅ローンを滞納されたそうです。
その後、住宅ローンの滞納が続き数ヶ月後、対応が債権回収会社(サービサー)に移されました。
お客様は、このまま放置し競売になるのだけは避けたいと、当社へ任意売却のご依頼をして下さしました。
お客様は、
「子供が事情を知らないのでできればこのまま住み続けたいのですが難しいんでしょうね・・。転校もさせたくないし…。とにかく子供には不安や負担を与えたくないんです…」
とお子様のことを何よりも心配されていました。
今回のお客様の様に任意売却のご依頼を頂くお客様の動機の中で、お子様の事を考えて任意売却を決断されるケースが多いように思います。
競売になれば、新聞やインターネットで自宅が競売になっている事が公告されてしまいます。
当然、ご近所にも競売の事が知られてしまう可能性も大きく、お子様を今までと同じ学校に通わせる事が出来なくなる事もあるようです。
ですが、任意売却をすると、通常の不動産売却の時と同じ販売活動(チラシ、新聞折込、インターネット)をする事にはなりますが、住宅ローンが支払えなくなっている事などの売却理由までは、知られる事はありません。
今回も、お客様がご心配されているお子様の事を一番に考えながら、業務を進めて行けるようにしたいと思います。