任意売却の専門家・株式会社アリオンです。
先日、京都市右京区のお客様より、任意売却のご依頼をいただきました。
お客様は、11年前に新築マンションを住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)のゆとり返済を利用して購入されました。購入当時は、金利2.75％でしたが、10年が経過し現在では金利が4％になり住宅ローンの返済額が増えて支払いが出来なくなられたようです。
ご主人は、住宅ローンの返済や家計の事は、奥様に任せっきりで奥様が一人でやりくりをし苦労をしながら返済をされてきたそうです。
その為、自宅に裁判所から【担保不動産競売開始決定】が送られて来るまでご主人は、住宅ローンが払えていないことをご存じで無かったそうです。
その後、ご夫婦でじっくり話し合われた末に当社に任意売却のご依頼頂きました。
私は、この仕事をしていて
｢もっと早くお客様にお会い出来ていれば…｣
と思うことが多くあります。
お客様は、家計をやりくりし苦労しながら、契約当初の約定通りに住宅ローンを支払って来られた事と思います。
ですが、住宅ローンの滞納が始まる前の
｢少し住宅ローンの支払いが苦しいなぁ…｣
と思われた段階でご相談を頂ければ、自宅を手放さずに解決する方法もご提案できます。
当社に任意売却のご依頼頂けた事は、大変ありがたい事ですが、競売になる前にお会いすることが出来なかった私の無力さに反省です。
