任意売却の専門家・株式会社アリオンです。
先日、枚方市のお客様より任意売却のご依頼を頂きました。
お客様は、住宅ローンを数ヶ月滞納され今後も支払える見込みが無い事から自己破産を決断し弁護士の先生に依頼されました。
そして、自宅については、このまま放置し競売になり近所に知られるようなことは避けたいと思い、大手不動産業者に売却のご依頼をされたそうです。
ですが、その大手不動産業者で売れないまま数ヶ月が過ぎ、その大手不動産業者から任意売却業者を紹介されたそうです。
しかし、その任意売却業者は、依頼する際も電話連絡のみで直接会うこともなく、当然、書面も交わさずに業務を進め、更にその後の連絡も一切無かったそうです。
その様な事からお客様は、不審に思われ当社にご相談くださいました。
お客様から任意売却のご依頼を受けるときは書面での契約をすることが必要です。
任意売却業務は、お客様の個人情報を多く取り扱い、お客様に代わって銀行などの債権者と交渉を行います。その為、債権者もご本人の意思確認を慎重に行います。
お客様が自ら、署名、捺印した書面がないと、銀行などの債権者との交渉はできません。
実際、今回のお客様もその業者が、債権者と本当に交渉しているかどうかわからないとのことでした。
そのような業務の進め方を聞くと無駄に時間だけが経過して不安に思われたり、その業者に対して不審に思われても仕方ないと思います。
今回のご依頼により、
お客様に対しての報告や連絡などのコミュニケーション欠かさず、お客様との信頼関係を築く事の大切さを再確認致しました。
依頼が重なり忙しくなると、ついついお客様とのコミュニケーションが薄くなり、いつ私もその業者と同じ様になるとも限りません。
今後もこの気持ちを忘れず、誠心誠意お客様に接していきたいと思います。
