買い物で、時々会う、
今年85歳の
オーサ(Åsa)おばあちゃん。

オーサおばあちゃんは老人ホームに
住んでいるんですが

スウェーデンの老人ホームは
普通のアパートみたいになっていて
キッチンも、シャワールームも
トイレも独立して各部屋にあるのが普通です。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが
北欧には寝たきりの老人の人はいません。
胃瘻もありません。


死は自然なこととして、自然に身を委ねます。




オーサおばあちゃんと、私が仲良くなったのは
ある日の買い物で、ばったり会った時のこと。


ニーナの娘ちゃんって
もしかして、自閉症スペクトラム?キョロキョロ

と聞いてくれたことがキッカケでした。


そうなんです。ニコニコ


と、私が言うと


やっぱり、そうなのね。
私の孫娘も自閉症スペクトラムなのよ。おねがい
なんだか彼女の小さい時に似ていたの。

と。


今は、うちの孫娘も成人して
1人で生活できるけど
小さい時は大変よね。ガーン
だんだん変わってくるから、大きくなったら大丈夫よ。ウインク
でも、抱え込んじゃダメよ。おねがい


事あるごとに
そう言ってくれる彼女に
私はいつも励まされています。


そんなオーサおばあちゃん、
実はお孫さんだけでなくて
末の娘さんもADHDなのだそうです。


実は少し前に日本の福祉の方達が
オーサおばあちゃんのいる
施設を訪れたのだそうで
色々、日本の事情を聞いたのだと
この前、話をしてくれました。


ニーナ、聞いただけの情報だけど
日本はまだまだ大変そうね。。。
でも、そんな状況で、みなさん偉いわね。


私も娘を育てた時は
スウェーデンでも、まだあまり
理解がなかったから
大変な事もあったわ。キョロキョロ


でもね

自分を責めないで欲しいの。
障害はね、誰のせいでもないのよ。
ただ、人と違うという事は
理解してもらうのに、時に
時間がかかるということでもあるのよ。

それは、誰も味方のように感じなくて
孤独を感じることもあるし
思った以上に辛いこともあるの。


だから、綺麗事は言えないけれど…


私は、みなさんの味方だわ。おねがい
遠くからだけど、応援しているわね。
祈っているわ。
ただのスウェーデンの
おばあちゃんだけど…
もしよかったら、伝えてね。ラブラブ


と。


オーサおばあちゃんは
日本に来たことはありません。


でも、いつも
私たちは同じ人間なのよ、
だから、同じよ。おねがい


そう言ってくれて、


私は本当に感謝しています。ニコニコ



オーサおばあちゃん、
いつも色々ありがとうおねがい