ー 赤ちゃんが生まれる
とは言え、箱は段ボール箱なので
一年分の赤ちゃんの着替えはもちろん、ミルク、オムツ、オムツ拭き、哺乳瓶、布団、ブランケット、離乳食用のスタイなどなど
最初の1年で必要なものが全て入っているんです。
なんと、もう70年以上もこのサービスを
フィンランドは行なっていると言うから
驚きです。
そして
更にこの箱は
ベビーベッドに変身!
とは言え、箱は段ボール箱なので
フィンランドの友人、マリーに
聞いてみました。
ねぇ、マリー、ところで
なんで赤ちゃん
段ボール箱のベッドなの?
するとマリー。
ニーナ、このシステムが
始まった時、フィンランドはまだ
貧しかったの。
だから、その名残りと言うのもあるかな。
でもね、これは最初に私達が学ぶ
サスティナブルの世界。
このベッドで赤ちゃんを寝かせると言うことは
最低限の生活と言う事でしょ?
だから、私達の生活で
本当に何が必要で、必要じゃないのかが自然と
分かるようになるんだ。
だからみんな誇りを持って、
赤ちゃんをここに寝かせるの。
赤ちゃんのキッドが届くだけでも
安心で本当に嬉しいですが、
ベッド一つからも
何かが学べるようになっている
フィンランド。
さすがだなー
ちなみに下の
写真はマリーの赤ちゃん。
気持ち良さそうに
キッドのベッドで寝ていました。