今、全国の保健所や動物愛護センターにシニア犬が増えてきているようです。
迷子になって、探してもらえなかったり、捨てられたり、持ち込まれたり・・・と様々な理由で保護されています。
人間で言うと70、80歳の高齢のワンコが金属の檻の中で、家族を待っています。
冬は寒く、夏は暑い…家庭から来た子には厳し過ぎる環境です。
里親さんもなかなか見つかりません。
理由は
「医療費がかかる」
「一緒に居られる期間が短い」
その通りです。
私もりくを引き取る時、悩みました。
出会ってから一か月悩みました。
でも、引き取った時…なんでもっと早く決断出来なかったんだろうと、そちらの後悔しかありませんでした。
今は掛け替えのない家族です。
りくは後から来た者として、しっかり立場をわきまえ、先住のわんにゃんにも紳士的な対応をしてくれました。
長い時間、一緒に過ごせないかもしれません。
介護が必要になるかもしれません。
ボケて私のことなんかわからなくなるかもしれません。
それでも、最後まで大好きな畳の上に居て欲しい。
短くても幸せがギュッと詰まった時間を過ごして欲しい。
そう思っています。
そんな我が家のシニア犬りく
朝6時
「散歩行くよ〜〜」
ハーネスを着けるのも寝たまま
重いよ〜〜
しばらくして、よっこいしょと重い腰を上げ、ウロウロ・・・
で、なぜかベランダの方へ
朝ごはん食べて…
穴掘り仕事に出掛け…
時々アクティブジィさんにはなるものの…
普段は寝ている事が多く
耳が悪いので多少の物音では起きる事もない
えっ
こっちの心臓に悪いわ
そして、立派ないい歳した柴犬なのに、病院怖い
歳も犬種も関係ないけど〜
待合室で情けない姿で吠えるので、仕方なく外で待つ事に…
散歩中、側溝に足を突っ込んだり、平坦な場所でつまづいたり、トイレも急で道の真ん中だったり人んちの前だったり
本犬はウケを狙ってるわけもなく、超真面目に生きてるのだと思うけど・・・
ウケる〜〜
そんなりくジィも
たまりませ〜〜ん
シニア犬の魅力伝わりましたでしょうか
たくさんのシニア犬が最期の時間を一緒に過ごしてくれる家族を待っています