面白いかどうかは、1話だけなので何とも言えません。
3話時点では少し面白かったのですが、4話の最後ではまた微妙になってきました。(※4)
ひとつ気になったことがあったので、考察してみたいと思います。
「フリーレンの寿命」についてです。
考察前提
1、パーティメンバーとタブをした10年間を「たった10年」言う。
2、また「50年後、もっときれいに見える場所をしっているから案内するよ」と言う。
3、「100年くらいは中欧諸国を旅しているから、また会いに来るよ」と言う。
4、一般的に「エルフの寿命は長い」とされている。
5、一般的に考えられているのは、エルフの寿命は800~1000年だといわれている「ようだ」。
では考察します。
1、話を簡単にするために前提4と5から、「エルフの平均寿命を800年」、「人間の平均寿命を80年」と仮定する。
・その場合、旅をした10年という期間はエルフにとっては1年の感覚になる。
1年間一緒に旅をした仲間を、ほぼ無関心な様子で「彼のことよく知らないから」と言うだろうか?
その感覚は、人間にとって「1ヶ月」程度ではないだろうか?
2、「10年を1ヶ月と感じる」と仮定した場合、感覚は1/120(120分の1)ということになる。
80年×120=9600年
∴この物語ではエルフの寿命は9600年程度。【仮説1】
3、仮説1に従って、「寿命が9600年の者が50年をどれくらいの期間に感じるか」を考察してみる。
50年÷120 ≒ 0.4167年 ≒ 5ヶ月
∴9600年の寿命の種族が感じる50年は、寿命80年の種族が感じる5ヶ月に近似する。【仮説2】
4、同じく仮説1に従って、「寿命が9600年の者が100年をどれくらいの期間に感じるか」を考察してみる。
100年÷120 ≒ 0.8333年 ≒ 10ヶ月
∴9600年の寿命の種族が感じる100年は、寿命80年の種族が感じる10ヶ月に近似する。【仮説2】
つまりフリーレンは、人間の感覚で表現するとこう言ったのだ。
「冒険っていっても、たった1ヶ月の短い間だったけどね」
「また5ヶ月したら、こんどはもっと星のよく見えるところに案内するよ」(年に何度かある流星群の感覚)
「1年くらいは中欧諸国を旅しているから、また会いに来るよ」
「1ヶ月くらいじゃ、彼のことなんてよくわからない」
これらは、人間の感覚である程度理解できるのではないかと思います。
こう考えると、フリーレンの寿命は人間の120倍に近い、9600年から1万年程度だと考えていいのではないでしょうか。
※1:ただし、1万年くらい生きるからといっても、10年を10年だと感じないわけではないでしょう。
多くの人が「あっという間に1年が過ぎてしまった」とか「歳をとると1年が短く感じる」というのは、もちろん1年が短くなったわけではなく、一説には「同じような日々か繰り返されるため、日々の感覚が鈍化してそう感じる」といわれています。
つまり、フリーレンはパティメンバーと一緒にいた時間を「短い」と感じているわけではなく、「あまり注意を払わずにボ~として過ごした夏休み」程度に感じているのだと思います。
海や山や旅行にいって遊んだとしても、夏休みはあっという間に過ぎるものですから。
※2:ついでに考察してみましょう。
考察前提2
6、エルフはその幼少期に人間と同じように容姿が変わるものだとする。
註:一説によるとエルフは人間でいう20歳(20年ではない)くらいまでは人間と同じように容貌が変化するが、それ以降はほとんど容姿劣化はおこらない、と言われている。
フリーレンの容姿から類推すると14~16歳程度ではないだろうか。これは見る者によって感覚が変わると想像できるので、ある程度幅を持たせると、以下の通り。
エルフの1歳を人間の120倍(120年)だとする。
12エルフ歳 ≒ 1440歳
13エルフ歳 ≒ 1560歳
14エルフ歳 ≒ 1680歳
15エルフ歳 ≒ 1800歳
16エルフ歳 ≒ 1920歳
17エルフ歳 ≒ 2040歳
18エルフ歳 ≒ 2160歳
仮に現代の日本にフリーレンがいるのだとし、15エルフ歳程度の1800年前生まれだと仮定すると、彼女は縄文時代から弥生時代のころに生まれたことになります。
1万年を生きるのならば、日々の感覚を鈍化させるのは必須の処世術になるでしょう。
私たちが「1週間なんてあっという間だ」、「今月は特に短かった」と感じるのと一緒ですね。
【追記】
4話まで見ました。
うろ憶えですが、「エルフの寿命は千年程度」というような発言がありました。
寿命が千年なのならば、感覚時間は人間の1/10(じゅうぶんのいち)程度になります。
10年間旅をしたならば、1年程度に感じる(※3)わけです。
たとえば15歳の高校生がいて、高校1年のときに同じクラスになった(はじめてであった)クラスメイトと仲良くなったとしましょう。どれくらい仲良くなったかというと、1年間「朝も夕方も夜も、眠るときさえ一緒にいるくらい」です。
冒険パーティって、1日中ずっと一緒にいるものですからね。
そして高校2年では別のクラスになりました。
2年になってはじめて同じクラスになった子に、「あなた、○○ちゃんと仲がいいよね。」と言われて、「いや、短い付き合いだし、あたしあの子のことあんまり知らないから」って言うでしょうか?
多分言わないですよね?
原作のあるお話なのかどうかはわかりませんが、原作者さんはそういった時間感覚の整合性設定を、一度真剣に考えた方がいいと思います。
※3、私は「平均寿命が10倍の存在(動物)は、時間感覚が1/10になる」という説には懐疑的です。「時間感覚は体感」であるとするならば、体格が同じような動物同士では時間感覚が共通すると考えます。
つまり「蚊」のように秒間500回羽ばたく動物は、秒間数回程度の体躯往復運動(つまり手足をばたつかせる動作)しかできない人間と比べると250倍程度の時間感覚が早いのではないかと思います。また、体躯が小さくてもナマケモノやケメレオン、オオサンショウウオなどのように動作速度が遅い動物は、人間の1/2から1/10程度に時間感覚がおそいのではないでしょうか。
人間と同等の速度で思考し、会話をし、同等の運動速度で行動するエルフの体感時間は、基本的には人間と同等であり、ただ人間よりもの物憶えが悪い、もしくは鈍感なのであろうというのが私の持論です。
そういう視点から物語を見るとフリーレンはちょっと鈍感なように描かれていますから、ある程度納得できるといえば納得できるのですが。
※4、以前、『魔女の旅々』というアニメがありました。
3話時点では、あのお話をもう少し心温まる物語方向に振った作品のような印象を受けていました。
ただ4話の最後あたりで、フリーレンに「旅をする目的」のようなものが描かれるにいたったのですが、その目的が非常に後ろ向きです。
現実世界でも、ほとんどの日本人は「一期一会」という言葉を知っているのではないかと思います。
ただし私が感じるのは、多くの人は言葉をしっているけれどそれを実践してはいない、ということです。
実に多くの人が「あのときにああしてやっていれば、彼(彼女)は助かったかもしれない」という言葉を口にします。
そういう方に限って、きっと次にも同じ過ちを繰り返すのだと感じます。
助けられなかったものは助けられなかった。
言ってや「れ」なかったことは言ってや「ら」なかった。
してあげら「れ」なかったことは、してや「ら」なかった、のです。
現実世界に死後の世界はありません。
少なくとも私はそう思っています。
ならば、相手が生きているうちに、自分が生きているうちに精一杯のことをしましょう。
ゲームが存在するうちに課金をしましょう。
ゲームプロジェクトが動いているうちに、自分で行動しましょう。
私は「CUE!」を復活させられなかった。
でも、私が思いついたことで、できることはすべてしました。
運営さんに何度も嘆願書をおくりましたし、ブログで11万文字も記事を書きました。(AfterTalkアーカイブのことです)
某SNSでも呼びかけました。
最低でも500人以上の方に声は届いたはずです。
でも、私の知る限り誰一人として行動した方はいませんでした。
CUE!が好きだ、と言っている方500人以上にこれだけして、誰一人として行動するこちがなかったのですから、「CUE!」は終わるべくして終わったのでしょう。
なので、「私自身がCUE!を好きでいつづける」ことさえできれば、何ひとつ後悔できることがありません。
後悔することがないんですから、後悔しようがありませんよね。
最初からそんなものだと思っていましたが、やっぱりそんなものだっただけの話です。
Twitter(現X)(※5)にも、もうなんの未練もありません。
ずいぶん依然から、「若者は無気力・無関心・無感動」と言われているようですが、「無感動」はさておき「無気力・無関心」はすでに病的ですらあると思います。
この国は「魔女の旅々」程度には、病んでいるのかもしれません。
つまり私は「魔女の旅々」は好きではないのです。
だとすれば、少なくともフリーレンの3話までは好きだったのでしょう、きっと。
※5、私的に「X(旧Twitter)」ではありません。
ただし、もともとTwitterも好きではなく、好きでないからアカウントをとった2017年から、今年(2023年)までの5年あまり、ログインすらしなかったわけです。