家を買うのに、自分以外の誰の心もいらないんですから。

 

内容:

私だけの家。それは、いちばん幸福で、いちばん孤独な場所。

居酒屋の社員・沼越さんは、モデルルーム巡りを繰り返すも、いまだ“運命の物件”に出会えずにいる。女性がひとりで家を買うことは、無謀なのか、堅実なのか。オリンピックを控えた東京で、女性たちが理想の家を求めて歩く、切実で夢見がちな群像劇。

 

 

 

 

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プリンセスメゾンを

既刊の3巻まで大人買いしました。

 

 

 

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去年ドラマ化していて、

原作も読んでみたいなあと思ったのでYonda?

 

 

やわらかスピリッツという

web雑誌で連載されているものです。

 

サイトでは1話、5話、10話と

最新話が無料で読めます。

 

購入する前に1話だけ読んだのですが、

もうそこでビビッときて

これは絶対に買おう!と気合いピスケ

 

恋人同士やパートナーと

モデルルーム見学する人が多い中、

単身でモデルルーム巡りをする

居酒屋の社員の沼越さん。

 

見開きや1枚絵が結構多いんだけど、

セリフがなくても絵だけで

そういう対比や心情を描くのがうまいなあと思ったり。

 

 

ひとり、ちいさなアパートに帰って、

通帳を眺めながらゴロゴロ。

 

 

働いたことのある

独身の成人女性には

なかなかグサグサと心に突き刺さります。

 

 

オムニバス形式なので、

いろんな形の一人暮らしの女性たちが描かれているのですが。

 

読んでて、

あぁ、みんな生きてるんだなあと

すごく感じて。

 

 

ただ生活していると

単調な毎日にいろんなことに鈍感になっていくけど、

ただすれ違うだけのあのひともこのひとも、

それぞれの生活があって

それぞれの感情や考え方を抱えてるんだなあ、と。

 

 

3巻まで読みましたが、

どの巻も共感したり

胸にじんわり沁みるセリフがあったりで

個人的に好きな漫画にランクインしましたYonda?

 

 

単行本には書き下ろしで

マンションを購入するにあたっての

ワンポイントアドバイスなどもあるので、

物件購入が気になってる人は

ちょこっと参考になるかもですね。