主人と...しました。
何ヶ月ぶりだろうか…
甘いにおいのする、
前よりもおんなの私を
抱きしめてほしくて。
誰でもいいわけじゃない。
一番近くにいる
理解しあいたい相手に
やわらかい私をわかってほしくて...
そんな欲が、出てたのかな。
通じた。
お布団に行って、
ぎゅーってした。
あれ?いやじゃない…
「すき」「うん」
「あいしてる」「うん」
ただ受け取る。返さない。
ただ愛される。
後ろめたい鸚鵡返しは
もうしないって決めた。
さわられて、キスされて
なんか、いやじゃないよ?
強い記憶の「彼」は
確かに私の中にいるけど
なぜだかぞわぞわしない。
そっか
さわってもらえてうれしい。
花めいた、誇らしい
この体のおかげなの。
久しぶりのふれあいは
ぎこちなくて初々しくて
なんか私、
うぬぼれた体にしたがって
望みどおりに愛されたくて
いっぱいわがまま言っちゃった。
もっとこうして。
そうじゃなくてこうでしょ。
つぎはこっち。
拙いけど応えてくれる主人が
いとおしい。
ああ、私、未来にいて
今、愛されてる。
いろんなもの引きずったり
投影したりして
同じようには愛せていないけど
愛されていいんだ。
私はお姫様。
ただただ愛される存在になれた。
ときめきでふくらんだ白いドレスを着て
愛される未来を選んだ。
愛してくれる人を選んだ。
私がちゃんと、選んだんだよ。
降り注ぐぬくもりの向こう
上を向いた夜。