「心地よい」「しっくりくる」「安心」「リラックス」
幸せの境地とは、こんな感覚を味わうことなのだと思います。
そして、こんな感覚だけを味わってずっと生きていきたいと思いますよね。
ところが、誰の人生においても、「心地悪さ」は避けて通れないもの。
この世界は陰と陽、二極のエネルギーが統合して成立しているため、
ポジティブなものが存在すれば、同じだけネガティブなものも必要とされて存在しています。
それが自然の摂理なので、人間が考えた”いい・悪い”という解釈は通用しません。
つまり、心地悪さも決して悪いものではなく、自分にために起きていることなんです。
心地悪さは、現実に起きていることが、自分の信念と食い違っているときに感じます。
でも、すでに起きている現実は変えられません。
ということは、心地悪さを解消するには、自分の信念を変えるしかありません。
心地が悪いということは、自分のためになっていないということでもあり、
言い換えれば、ずっと持ち続けてきた自分のためにならない信念を問い直すチャンスをもらっているということ。
なので、心地悪さを感じる原因になっている信念を見つけたら、
その文法を180度ひっくり返してみてください。
例えば、彼氏が知らない女性と話しているのを見て心がざわざわしたなら、
「彼は私以外の女性と話すべきではない」という信念(思い込み)があるかもしれません。
そこで、「彼は私以外の女性とも話すべきだ」とひっくり返してみます。
後者のほうが自然でしっくりきませんか?
人は誰しも自由な人権を持っていますから、誰かの独断で縛り付けることは不自然なこと。
このように問い直しで信念が変わると、停滞していた現実が一気に流れ始めます。
ちなみに、信念は巧妙にきれいごとな道徳心を装っていたりします。
なので、本性の信念をあぶり出すためには、その一見いい子ちゃんな道徳心を、極端で独裁的な決めつけ口調に言い換えるのがポイント。
そして、一見ネガティブなものも、”悪いもの”という解釈のフィルターを外せば、すべて愛だということに気づくことができるはず。。。
ちょっと難しいのですが、少しずつ理解していくと、いつか「しっくりくる」心地いい感覚に出合えると思います。
ではでは!
nina